様々な視点から

こどもプラスでは、定期的に職員研修を行っています。その内容は、お子さん達の理解のために参考になる本の読み合わせ、救命講習、災害時の避難経路や方法の確認など多岐にわたりますが、中でも重要な項目のひとつに、個別の支援計画の見直し、共有があります。
こどもプラスの支援計画は、保護者、学校、施設職員等が参加する支援会議の内容に基づいて作成されていますが、研修ではそれをなるべく全員で確認共有し、今後の支援に向けて付け加えや変更がないかを話し合っています。
こどもプラスでは、特に必要な場合以外はお子さんの担当を固定しないというスタイルなので、複数の職員がそれぞれの視点を持ってお子さん達を見ています。同じ事柄であっても、見方によって全く違う捉え方が出てくるので、研修ではいつも新しい発見があります。また、お子さん達自身が見せてくれる姿も、対する職員によって違うので、他の職員の話を聞いていて、その意外性に驚かされることもしばしばです。お子さんと職員の組み合わせによって、その子の新しい一面が引き出されて、予想外の化学反応が起こることもあります。
担当のお子さんが決まっていて、その子のことをじっくり見て、深く考えることもひとつの有効な手立てですが、複数の目で見るということもとても大切だなと、こどもプラスへ来て感じることができました。
お子さん達は成長して、やがて社会へ出ていく時がきます。その時には、いろいろなタイプの、そしてたくさんの人と出会うことになるでしょう。こどもプラスは利用されているお子さんの年齢も幅広く、職員のキャラクターもそれぞれ違うので、人との関係づくりを身につけていく上で、小さな社会と言えるかもしれません。ここでの経験がお子さん達の未来によい形でつながってくれたらいいなぁと日々感じています。