
先日、親子イベントとして、藁を使ってお正月飾りを作りました。
ひと握りの藁を足で抑えるなどしてねじり
ながら輪にします。
輪にしたところで麻ヒモで縛ります。
輪にした藁に赤い毛糸でクルクル巻き、自由に飾りをつけて完成です。
短時間で、自分の作ったお正月飾りが出来上がりましたが、指先を使った作業でしたので、
親御さんと協力して作ることが多かったです。
特に今回気になったことは、紐を縛るという作業でした。
輪にした藁を紐で縛る時も、毛糸で巻いた後もほつれないようにこぶ結びをしてもらうのですが、その作業が難しいお子さんが多くいました。
「トンネルをくぐるよ」っと声をかけ輪の中に紐を通したら両方の紐を引っ張り、その後同じ作業をするのですが、その間に緩んでしまい
なかなか強く縛ることができませんでした。
身近なところでは、最近の靴はマジックが多く靴紐を縛る機会も少なくなっています。
便利がゆえに手先を自然と使わなくなっています。
しかし、紐を縛る機会はこれからもたくさんありますので、意識して縛る機会を増やしたいと思いました。
周囲の大人が、時間がかかるとか騒ぎ立てられたくないという理由で先回りしてやってしまわないようにしたいと思います。
クリスマスシーズンですが、クリスマスが終わればすぐにお正月飾りです。
「早く、飾りたいな」と言ったお子さん達の顔が印象的でした。
いい年が越せるよう願いたいと思います。