メタ認知

メタ認知とは「自分の認知活動を客観的に捉える、つまり自らの認知(考える、感じる、記憶する、判断する等)を認知すること」です自分自身を超越した場所から客観的に見ることに加えて、自分自身をコントロールでき、冷静な判断や行動ができる能力までを含めて、メタ認知能力と呼ばれています。

だいぶ前になりますがブログでメタ認知について記事を書かせていただきました。発達障害のお子さんにとってこのメタ認知はむずかしいことの1つです。

 

こどもプラスを利用している小学3年生のAさんは学校で順番待ちをしているお子さんに割り込んで入ってしまいみんなから注意を受けたようです。Aさんはそれを自分がみんなからいじめられていると捉えてしまいその前後で起きている周りの言動に対して理解できていないことがあったようです。

こどもプラス利用の際も、「さっさと並ばなくては」と 急ぐあまり順番を待つお子さんを押しのけてしまい、みんなから注意されることがしばしばあります。そんなAさんに自分が周りからどんな風に思われているのか自分がこんな行動をしているということを知ってもらうために実際に割り込んでいる状況をその都度周りのお友達がその時どう思ったのかということを伝えながら、その場、その時になるべく伝えるように支援しています。

 

Aさんは児童発達支援でこどもプラスを利用していたお子さんです。これまで少人数での集団活動でもいろいろな耳や目からの刺激を受けすべて取ってしまうため初めての活動や不慣れな活動ではなるべく刺激の少ない環境作りを行って様々な事柄を整理して頭の中に着実に入れていかれるように生活してきました。小学生になって、初めて学校という大人数の集団の中に入りました。支援級を利用しながら学級に入り勉強を行うことがあるAさんには周りからの刺激も多いことでしょう。また頑張り屋のAさんは勉強もクラスのお友達と同じレベルで頑張ろうとしている様子が見られます。

頑張り続けているAさんの日々何にでも一生懸命に周りについていこうとする姿勢が、その特性から多くの情報をうまくその場に適した行動をおこすことができず、周りから浮いてしまっている現状に繋がったのだと思います。

 

Aさんの良いところを伸ばし課題となる部分をフォローしながら支援していきます。