夏の田んぼ

長かった梅雨がやっと終わった週末、以前田植えをした山の上の田んぼの様子を見に 土曜日メンバーで出かけました。

 

 車を止めた場所からしばらく山道を登らないと、田んぼにはたどり着きません。ふーふー言いながら歩く足下からバッタやイナゴがぴょんぴょん飛び出します。金網に何か付いているので、「あれ かまきりの卵?」と聞くと、すかさず虫にくわしいA君が「違うよ蜂の巣だよ!」よく見ると本当にアシナガバチの小さい巣でした。ビックリです、さすが虫博士です。

 

 やっと田んぼに着きました。田植えが遅かったので、他の田んぼより少し成長は遅いようですが、緑の稲が風になびいています。

 

 長雨でじくじくするあぜ道を、おそるおそる歩きながら冷たい山からの水に手を浸して感触を味わっているメンバーがいます。

 じゃばじゃば田んぼに入って水草をボールのように大きく丸めて「見てよ~見て!見て!」と大はしゃぎのBさんがいます。

 C君は裸足で上手に田んぼの中を歩きながら「気持ちいい~どうして前(田植え)の時入んなかったんだろう~出たくない」と大満足。

 D君は田んぼに手を入れてじっとしています。「シー見てて」どうやらオタマジャクシが手の中に入ってくるのを待っているようです。しばし待つうちに「ほら見て」  ちゃんとオタマジャクシがD君の掌の上にいました。しばらくオタマジャクシの感触を楽しんだ後,名残惜しそうに「またね」と放してあげました。

 

 夏の日差し、田んぼのにおい、山の水やあぜ道の感触、稲の上を吹きわたる風、蝉の声、五感で味わうたくさんのことを,心と体に貯金した気がした夏の一日でした。

 いつか大人になった時に思い出せるといいですね。