空気を読むこと

Aくんはこの春小学校1年生に進学したお子さんです。

こどもプラス上田児童発達支援として保育園の年長さんの後半から利用になりました。そんなAくんはおしゃべりも流暢でいろいろなことを知っているお子さんです。Aくんとお散歩で公園に行った時の事でした。

近くを通る見知らぬおじさんに対して「おじいさんだ。」と言いました。

その男性は40代から50代位に職員には見受けられました。

普通は相手の年齢がはっきりとわからない時、相手をおばあさんやおじいさんと言わない場面ですがAくんははっきりと「おじいさん」と言い切ります。

Aくんには「お知り合いではないし、まだおじいさんではなさそうだから大きな声でそんなこと言わないよ」と小さな声で伝えました。

 

数年前、こどもプラスにいたBさんも、親しい間柄でない人に向かって、その容姿で判断して「おじいさんだね」と言ったことを思い出しました。

Bさんは自閉症のお子さんで色々なことに強いこだわりを持っていました。

職員の年齢を聞いては「50を過ぎていたらおばさんだね。」と言い放つお子さんでした。

 

おじいさんやおばあさんなどの代名詞には【こういう人はこう】というの定義は難しいです。一般的には60歳からシニアと呼ばれるようですが、その都度その知らない人に対していくつ?と年齢を聞くのも失礼に値します。Bさんのように年齢で区切ることも可能ですが、コミュニケーションの中で女性には年齢を聞くのは失礼とか、若く言った方が人は喜ぶとか、その場の状況や、その人の性格にも言っていい人悪い人、言っていい状況、悪い状況あると思います。

 

発達障害のお子さんたちはこのような、空気を読むことが難しいため、つい思ったことをすぐに口に出してしまいがちです。また、相手とのコミニュケーションの中で相手が不快と感じるのはどんな時、とか知らない相手に対して失礼なこと、と相手の立場になって気持ちを考えると言うことも難しいお子さんが多いです。

関わる相手の気持ちになって考えるのが難しくてもこんな場面ではこれは言ってはいけないと言うようなパターンを作って少しずつでも使い分けができるようにしていきます。