新たな関わり

コロナ感染予防の為、長くお休みしていたA君。

久しぶりの登所で、以前から行っていた三語文「〇〇先生、〇〇を 貸してください」

が、忘れずに言えるであろうかと、絵カードを用意して見守っていたところ、絵カードを持ち、借りたいパソコンの順番を静かに待っていました。

 

パソコンが空くとタイミング良く立ち上がって「〇〇先生〇〇を貸してください」と以前と同様に言ってきてくれました。

À君語録というものを大人が共有してコミュニケーションをとってきましたが第三者にも伝わるコミュニケーションを身に着けようと三語文カードに取り組んできました。

 

A君は、場面ごとにやること、言うことがきちんと分かって、パターンを覚えてしまうことで、周囲にも理解してもらい、落ち着いて過ごすことができています。

 

また、利用曜日を変更したことで、新しいお友達との関わりや新しい遊びもしています。

 

職員とBさんで、ロボットで戦いごっこ遊びをしているとその様子をじっと見つめていたA君が

「おのれ!」

と言いながらそばにあったロボットを手にして戦いごっこに加わってきました。

 

先日は、いつものようにパソコンで検索した好きな画像をプリントアウトしたので、「プラ板にしてみる?」とプラ板に誘ってみると、「やる!白」とプラ板の色も選んで取り組み始めました。

職員が絵の縁を黒のマジックで書きA君には色を塗ってもらいましたが、はみ出さないように塗ろうとすることや塗り残しがないように取り組もうとする丁寧さに驚きました。

電子レンジで温めている時はじっとレンジの前に立ち、でき上がりを待っていて、

残りの秒数をカウントダウンするA君でした。

「チン!」の音で、

「できた!」

と言う A君。

出来上がったプラ板を眺め周囲の職員と「やった」と喜ぶ姿を見て

成功してよかったとホッとしたのと、いつものパターン化した遊びだけではない

新しいことに挑戦する力や理解力に成長を感じました。

 

 

文章で伝えることが難しいA君ですが、単語を発して周囲の人とコミュニケーションをとったり、意識して三語文を用いて会話したりすることで思っていることが伝わり新しい刺激も安心して受け入れ対応しているように思います。

 

まだまだ、新たな発見ができそうなA君で、とても、楽しみです。