
今回は、四月に入所して二か月目の職員から見た「こどもプラス」の印象をお伝えします。
「運動を通したこどもの発達をサポート」ってこの決して広くない建物でどうやってやるのかしら?と疑問に思っていたら、あらびっくり部屋の隅から出てきたただの板がなんと滑り台に変身。お子さん達がきゃっきゃと滑ったら今度は橋に変身。
橋の下には、がらがらどん、マットの川に落ちないように押さないようにそーっとそーっと自分達で協力しながら渡ります。体にハンモックの布を巻きつけた尺取り虫、名付けて「しゃくちゃん1号」になったA君も自分の物語の登場人物になりきって橋の上をくにゅくにゅ渡ります。
外に出れば、あらゆるフィールドがこどもプラスの活動場所。河原のそばの池でザリガニ取り、ふわふわチクチクする土手の感触は忘れていた遥か昔の記憶。
史跡公園ではボールゲームや鬼ごっこ職員室も本気モードになって走っています。
土曜日イベントでは、体育館活動の他、信州国際音楽村での宝さがし、職員が前もって隠しておいた宝をグループに分かれて探します。グループによってはクロスワ―ドパズルを解きながらでないと次に進めないのでお互いの得意分野の協力が必要です。
岩鼻のミニ登山は、思っていたより本格的な登山道で本気の力が試され、全員が登れた時の達成感と開放感で心地よい風に身をゆだねました。
先日行われた「塩田平ウォ―キング」では、前山寺→塩田城跡→龍光院→塩野神社→中禅寺と、職員手作りのしおりのクイズの問いに「あったあった、これだよ」と思った以上の集中力で取り組みながらいつの間にか歩き通していました。
これからも、「お子さんと一緒に楽しむ」先輩職員の環境を整える姿を見習いながら達成感を持てる活動のサポートをしていきたいと思います。