安心できる場所

Aくんは12月から利用を開始しました。優しくてバスケットボールが好きな中学生のお子さんです。Aくんは土曜日の午後に利用しており,数学の学習や体育館でのバスケなどをして過ごしています。

 

Aくんが初回利用したとき,全員でバスケの試合をしました。ラグビーのようにボールを抱えてゴールまで走っていくBくんやディフェンスのときにTT兄弟になってしまうCくんと一緒にバスケを行いました。普段は緊張感のある中で試合をしているAくんは,この試合を純粋に楽しみ,大笑いしていました。試合後に話を聞くと,「今までで最高に楽しい試合だった」と言って満足気

な様子でした。

 

Aくんは昨年末のこども忘年会にも参加しました。4月から中学生になるDくんとペアになってボウリングをしました。ボウリングの最中には,ストライクやスペアのときにハイタッチしたり,冗談を言ったりするような様子がありました。今までほとんど関わりを持っていなかった2人でしたが,ボウリングを楽しむことで距離がぐっと近づきました。その後の昼食時,Aくんの隣にDくんがさっと座り,話を楽しみながらお昼の時間を過ごしました。最近の体育館での活動でも,AくんとDくんが関わる様子が多く見られます。

 

Aくんには自分に自信が持てない部分もあります。バスケのことについて話したとき,「ドリブルやシュートは苦手だ」と言っていました。体育館でバスケをしている様子を見る限りでは,そんな様子はまったく感じられません。ですが,どうしても苦手意識があるようで,クラブチームの試合はパスやディフェンスに専念しているそうです。

 

 

こどもプラスでは,Aくんが安心できる場所として楽しい時間を過ごし,自分をもっと出していけるように見守り続けていきたいと思います。