素敵な表現(放課後等デイサービス)

小学2年生のAくんを学校に迎えに行った時、雨がポツポツ降り始めました。

 

「雨が、ポタポタ降ってきたよ。」

 

送迎の車に乗った時にAくんがつぶやきました。「ポツポツ」ではなく、「ポタポタ」。Aくんはそう感じたのでしょう。子どもの感性は豊かだと思いました。

 

 

 

 Aくんと一緒に宿題をしていた時に「『左』という言葉を使って文を作りましょう。」という問題がありました。「左、ひだり、・・・」と言いながら一生懸命考えていましたが、良い文が思いつかないようでした。

 

そこで、「こっちの手が左手だよ。」と職員の左手をAくんの前に差し出しました。すると職員の左手の薬指の結婚指輪を触っていて「あっ。」と言ったかと思うと、『左てにゆびわ』と書きました。小学2年生が書く文としては思いもつかなかったのですが、Aくんは素直に感じたままの言葉を書いたのだと思います。

 

 

 

 また、別の日の宿題には「『赤』という言葉を使って文を作りましょう。」という問題がありました。この日も「赤、あか、・・・」と言いながら一生懸命考えていました。職員も一緒に考えたのですが、「赤信号は止まれ」と「赤とんぼが飛んでいる」くらいしか思いつきませんでした。

 

ヒントのつもりでAくんに、「赤信号は、・・・」と声をかけると、少し考えてから「赤しんごうはとまります。」とマスに書き込み「ピッタリ!」と一言。(問題のマス目が一つも残らず埋まったのです。)その言い方がとてもうれしそうで、このようなことにもうれしさを表せる子どもらしい感性が素敵だと思いました。

 

 

 お子さん達と一緒に過ごしていると、このような素敵な表現にたくさん出会えます。これからもお子さん達の発する言葉に耳を傾けて、楽しい時間を一緒に過ごしていきたいです