夢中になっていることに寄り添う(放課後等デイサービス)

虫捕りが大好きなA君は、夏休みにトカゲを捕まえることができお家で飼っているそうです。

 

 

 

 

 

トカゲだけでなく、バッタ、トンボ、蝶々などを捕まえるために、虫網、虫かごを持って歩く姿が印象的なA君です。

 

 

 

 

 

先日、A君は、パソコンで、「アゲハ蝶の幼虫」「日本トカゲ」と検索し、画像をみていました。

 

 

 

 

 

触ることや捕まえることにあまり抵抗のない職員でも、「うわぁ!」と、声が出てしまうほどの色鮮やか幼虫やトカゲなどがたくさんでてきてました。

 

 

 

その後、A君は、コオロギを捕りにいくと出かけました。

 

最初に見つけたコオロギは、小さくて可愛らしいサイズでしたが、「もっと大きいのがいいな」と、再度、草むらを歩いていくと大きなコオロギに出会い捕まえることができました。

 

 

 

 

 

夕方、A君のお母さんが迎えにきた時に「餌、買ってきたよ。一匹30円だったよ。」とA君に言っていました。

 

詳しく聞いてみると、家にいるトカゲの餌(コオロギの赤ちゃん)を買ってきたとのことでした。

 

本当に小さくてみたことがないぐらいのサイズだそうです。

 

コオロギを捕まえに出かけたのは、トカゲの餌にしたくて捕まえに行ったんだと職員もその時わかりました。

 

小さいよりは、大きなコオロギを捕まえて、たくさん食べてもらおうと思ったのでしょう。

 

大きすぎたコオロギは、逃してあげることになりました。

 

 

 

 

 

A君は、虫類大好きですが、ご家族では、みんなが苦手だそうです。

 

しかし、A君の夢中になるものについて、一生懸命応えているお母さん達がすごいなと思いました。

 

 

 

猛暑の中、一緒に捕りにいくことや、飼うためにはどうしたらいいのかA君に寄り添いながら生活していることに、こちらも協力できることはしていきたいと思いました。

 

 

 

A君は、平衡感覚の発達が少しゆっくりであり、昨年は蟹を捕まえたくて小川の大きな石を渡ろうとすると自分の身体をコントロールしきれず職員にしがみついていることが精一杯でした。

 

また、手先の使い方も不器用さがあり昨年は物を摘む時に指先を合わせて使うことができていませんでした。

 

日々の活動の中で、平衡感覚や指先の使い方などピンポイントに意識してトレーニングを積み重ねてきています。

 

 

 

今では、大好きな虫をつかまえる為にデコボコや斜面のある草原で虫をさがし指先を合わせてそっと虫をつぶさないようにつまんでいます。

 

 

 

 

 

少しずつ秋を感じるこの頃ですが、秋にはまた違った生き物に出会います。

 

いつまで、A君が、虫網と虫かごを持って出かけていくのか見守りたいと思います。