読書を通して(放課後等デイサービス)

こどもプラス上田には、絵本や漫画、言葉、電車カードが数多くあります。
Aくんは小中学生向きの月刊漫画が大好きで、気づけば自由遊びの時にはよく読んでいます。Aくんはビジョントレーニングを行うことになっているため運動遊びが終わるとすぐに自分から職員を探し「先生、ビジョントレーニングお願い」と声を掛けてきます。
 ビジョントレーニングを済ませ、自分のやるべきことをクリアした後に好きな漫画を笑いながら読み過ごしています。
 また、英単語が好きな中学生のBさんもこどもプラスにある、お化けとうさぎが登場してくる絵本が大好きでお気に入りです。
毎回、「こわいのあったよー」とにこにこ顔でその絵本を持ってきては本の読み聞かせを行っています。読みきかせを初めた当初はただお化けの絵を見て、「こわい、こわい」と言っては、たくさん出てくるお化けのイラストを楽しんでいるBさんでしたが読み聞かせをしている時に「うさぎはゴーストだね!」とBさんが言ってきたことをきっかけに今では、「新聞を読んでいました。」を「ニュースペーパーをリードしていました。」といった具合で絵本の中に出てくる日本語の単語を英単語に変換しながらBさんも一緒に声を出して読んでいます。日本語の絵本を英語で読むとまた、違った言葉の面白さに気づく事が出来ました。

 

また、小学校低学年のCさんは鳥図鑑の中にあるバーコードに専用の機械を当てると鳥の鳴き声がする本を持ち実際に外に出て、外で鳴いている鳥の名前は何だろうと図鑑から出る鳥の鳴き声を聞きながら鳥図鑑で遊んでいました。まるで図鑑を通して鳥と会話している様子でした。
 やるべき事を終えご褒美として本を読む、好きな事を生かして本を楽しむ。絵本一つとっても違った楽しみ方があると思いました。

 

発達障害の特性を持つお子さんはこだわりが強い一面や報酬系ネットワークが弱い一面がありますが、こだわりを生かして楽しみながら生活できるようにこれからも、お子さんにあった遊びの提供を行い新しい遊び方の発見やお子さんの興味のある事を引き出していきたいと思いました。