
夏休み中は、放課後利用よりも宿題を行う時間がたくさんとれることがあります。
二年生のA君とB君は、休み帳を出して各々始めました。
算数を始めたB君に、A君はやり方を説明し始めました。B君はどうするのだろうと様子をみていると、その説明を黙って聞き、「あっ!そうか」と素直に聞き入れ解き始めました。
日頃、B君は、こどもプラスでは宿題をしないのですが、この日は、「ここまでやる」と言っていたのが「もう少しやってみる」とページをめくり3〜4ページ進めました。
A君のおかげで、やる気スイッチが入ったようでした。
また、A君も漢字を書くページで苦悩していました。
画数が増えたことで、横や縦に線が何本あるのか?どこから書き始めればいいのか?混乱している様子でした。
わからない漢字については、一つ一つの字を大きく書いてあげそれを正しく書き写すところから行いました。
「はねる」「はらう」所などに気をつけ絵のように覚えてもらい、その漢字がでてくる言葉を出しながら書いていました。
同い年の二人なので、相手がどこまで進んでいるのか、どんな勉強をしているのか気にし、勉強時間も決めながらやっていました。
お互いに持っている力や不足している部分を
補いながら、また、できない自分を奮い立たせように取り組んでいました。
趣味も気の合う二人です。
宿題も意識し合いながら継続して行えるよう支援していきます。