
毎年この時期の職員研修では、救急救命講習を行っています。
胸骨圧迫 人工呼吸 AED などの実技講習を始め、これから夏休みの活動で起こりうる傷病とその応急処置を確認し合います。
毎年繰り返し行っているのですが、やはり、皆の見ている中で「実技をしてみてください」といわれるとドキドキし頭の中が白くなります。しかし、積み重ねているだけあり無意識に救命処置に手や身体を動かしていくことができることも実感です。
一年に一回ですが、実技講習を受けることで、大切なお子さん達の命を守ることに結びつきます。
お子さん達の身に何も起きないことが一番良いことですが、いざという時には瞬時に判断し冷静に対応しなければなりません。
それには、このような講習がとても重要だと思います。
これからの時期に起きやすい、熱中症対策では、日頃から心得て行動しています。
こどもプラスの麦茶には、急に暑くなりはじめた時期から「 塩 」を入れ、遊びに夢中で水分摂取を忘れてしまいがちなお子さんのためにも、みんなで一斉に水分摂取できるように、運動遊び後、終わりの挨拶前には、必ず全員がコップ一杯の水分をとっています。
これから真夏日を迎え、朝から夕方までお子さん達をお預かりする夏休みには、外出先の川や公園などで怪我をしたり、具合が悪くなったり、また、溺水や予期しない出来事、蜂に刺されることや蛇に遭遇することもあるかもしれません。
どんな場合にも職員間で連携し、通報が必要な場合は分担し素早く対応するようにし備えています。
通報訓練も以前行なってみましたが、電話応対の難しさを感じました。
救急隊員の質問に対して落ち着いて的確に答えることや順序よく説明することは日頃から心得ていないとできないことと感じました。
倒れている人を目の当たりにすることや、出血している人をみたときにはパニックになりやすいと思いますが、このような訓練を繰り返し行ない親御さんが、安心して預けてくださるよう努めていきます。