制作活動(放課後等デイサービス)

こどもプラスの土曜日は1日が自由時間となるのではなく、全体で何か制作などの活動しようという日です。

 

 

 

 

 

今後のイベントでくす玉を使用することになり、最近はそのくす玉を作るために何が必要か、どうやって作るのか、完成はどのようなイメージなのかをみんなで考えていました。

 

 

 

この日の午前中は、そのくす玉をみんなで実際に作ってみることになりました。しかしくす玉は紐を通す穴の位置によって開き方が変わるらしく、また、綺麗に開くか分からないということで、まずは試しに作ってから考えよう、という話になりました。

 

 

 

本番は子どもたちの案から、ボウルを2つ使って作ることになりましたが、試作品作りには紙製の小さな半球状のパックを2つ使ってみることにしました。普段からおもちゃのつくりに興味があり修理までできるようになった小学6年生のYくんに職員が試作品作りをやってみないかと声を掛けると快く引き受けてくれました。

 

Yくんはくす玉の完成図写真を見ながら、この紐はここに通すのではないか、ここに穴を開ければ良いのではないかと、職員と協力しながら制作を進める、頼もしい姿を見せてくれました。

 

 

 

試作品は朝の会までに完成し、他のお子さんの前でも披露されました。くす玉が開いた瞬間、他のお子さんからは『おぉ〜』という声と共に拍手が起こりました。それを見たYくんは、口には出しませんでしたが、とても嬉しそうで、自信を持った表情をしていました。

 

 

 

その後は実際にボウルに穴を開けてくす玉制作をするグループと、くす玉の周りに付ける紙花を作るグループに分かれました。

 

 

 

小学5年生のSくんとYくんは、何かの作業をする時、手持ち無沙汰になると周りの他のものに注意が向いたり、集中が続かなかったりすることが多いお子さんです。

 

しかし、ひとたび「できた」「わかった」となるとコツコツ集中してでき、気に入った活動はずっと続けられるお子さんです。今日も最初は、紙花の紙が小さく、さらに破けやすい紙質だったため、『できない』と言って途中で止めてしまいました。しかし大きな紙花の紙になると『黄色の花が良い』などと色にも工夫しながら丁寧に紙を広げて、黙々と1時間集中して作り続けることができました。紙花は数をこなすうちに開くのが上手になり、本物のバラのような、綺麗な紙花が沢山できました。職員が『上手にできたね!』と声をかけるとやる気が出たのか、すぐに次のお花紙に取り掛かるようになり、小さな『できた』の積み重ねを自信に繋げていく姿を目の当たりにしました。

 

 

 

やった事がないこと、できないこと、苦手なことには自然と逃げ腰になってしまいそうなものですが、何かひとつでも『できる』という経験をすると、それは自信に繋がると思います。今後もお子さんの特性を生かして自分達で考え、企画することを大切にし、また、個々のお子さんの得意分野を最大限に発揮してもらう姿を引き出していきたいと思います。