判断する力(放課後等デイサービス)

A君は、学校行事の1つ、地区こども会の後の下校の仕方が分からず迷子になってしまいます。

 

 

 

日常の下校と異なり、集会をする場所や解散する場所を理解して行動しなければなりません。

 

低学年の頃は職員が集会をしている場所(校舎内)までいき、引き渡しをしていたこともありますが、高学年の現在は、こどもプラスの職員との待ち合わせ場所まできてもらっています。

 

しかし、年に数回の為でしょうか、パターンが掴めず悲しい思いをして終わってしまっています。

 

 

 

そこで、今年度最後の集会の日の下校が悲しい思いで終わることがないように事前にA君と確認しました。

 

 

 

今回のこども会はどこの教室でやるのか?

 

こども会後地区ごとに集合する場所は、どこなのか?

 

何と書いてある列に並ぶのか?その列は全体の場所から見て真ん中なのか、右なのか左なのか?

 

どこで解散になるのか?

 

解散した後はどこに行くのか?もし、わからなくて困った時はどうするのか?

 

など、聞いてみました。

 

 

 

すると、「〇〇で話し合いをしたら、〇〇で1列にならんだ後、解散する」と、場所もはっきり言え、何を持っていくのかや自分の地区名看板の所に並ぶことなど、スラスラっと答えてくれました。

 

学校でも事前に先生と確認した様子が伺えるほど、こちらの質問に対してもきちんと答えていました。

 

A君から聞いたことを、そのまま紙に書いて念の為、分からなくなった時や心配な時に見てもらうように渡しました。

 

 

 

 

 

当日朝、再度、学校の先生と確認をしたところ、集合しなければいけない場所などが抜け落ちてしまったようでしたので、先生がそっと見守っての地区集会だったので、悲しい思いはせずに終わったようです。

 

しかし、イレギュラーな場面では、1人で行動する時の判断の力が弱い事が今回のことでもよく分かりました。

 

 

 

 

 

A君は、事前に分かっていても、予測していなかったことが起きてしまった時や周囲の声がけにどうしていいか自分で判断が出来ずにパニックになってしまう所があります。

 

このことは、以前からの課題でもありました。しかし、繰り返して学習するとやった事を覚えて一人やれるようになるのもA君のよい所です。

 

 

 

成功体験をたくさんして、自分に自信が持てるようになることや、自分で判断すること、気持ちを伝えることを様々な場面や状況で繰り返し行っていくことや、困ったら相談できることが更に必要だと思いました。

 

 

 

気持ちの優しいA君ですが、人に流されずに自力で行動できるよう社会に出る日のことを想定して今後も支援していきます。