運動遊びの中で(放課後等デイサービス)

ある日の運動の時間に  椅子取りゲーム  を行いました。

 

 

 

実際は椅子ではなく、フープの中に入るというルールでしたが、学校などでもやったことがあるようで、すぐにルールはどのお子さんも分かり進めることができました。

 

 

 

一人ずつフープに入れなくなっていくのですが、予測した通り入れなくなった時に悔しさでその場でルールを変えてしまうお子さんや納得できずにゲームを中断させてしまうお子さんがチラホラとでてきました。

 

 

 

事前に、入れなかった時は「こんなお友達がグットモデルだよ 」 っと最初にフープに入れなかったB君をみてもらいました。

 

B君は、高学年のお兄さんで静かに座ってみんなの運動をみてくれました。

 

入れなかったお友達の態度にその都度、注目してもらいましたが、やはり、入れなかった側になると感情が抑えきれなくなってしまうお友達がいました。

 

 

 

特に、年下のお子さん達が堪えきれずにいることが多かったです。

 

学年が上がるに連れて、グッとこらえていたり、周囲にも気を配っていたりして泣いて悔しがる年下のお友達に声をかける様子が見られました。

 

 

 

A君もその一人で、最後まで頑張っていたB君が悔しがる姿を見ていて声をかけてくれました。

 

「最後まで残っていて凄かったじゃん」と励ましの言葉をかけてくれました。

 

しばらく、悔しがって泣いていたC君も切りかえができ次の運動に入ってくることができました。

 

 

 

グットモデルをしてくれる高学年のお兄さん達やグットモデルを真似する低学年のお友達など、個々の活動ばかりしたがるメンバーだと思っていましたが、一つの運動に集中していたように思います。

 

 

 

まだ、グットモデルになれなかったお友達もこのような環境の中で自分の感情や行動を振り返りながらグットモデルに近づけるチャンスでした。

 

(運動遊びを通して「悔しい」と思ったときは〇〇ってすると良いというSSTをやっているようでもありました)

 

穏やかになんの問題もなく安心して過ごせることやトラブルがないように工夫もしていますが、「こうなるかもしれない」「こんなところが課題だ」という場面が見えることも大切だと思っています。

 

 

 

また、課題の裏では「こんないい姿が見られました」や「こんなふうに声をかけてくれました」などと別のお子さんの良い面も見つけられることも多いです。

 

 

 

負荷がかかるのは身体的にも精神的にもストレスです。

 

お子さん達の体調もみながら人との関り方のパターンを1つでも増やしていけるよう今後も支援し続けます。