
昨年のサンタさんからのプレゼントの一つに、プラレールがありました。
男の子達は、そのプラレールの虜になっています。
とくに、A君は、組み合わせたレールの真ん中に入って新幹線や在来線が自分の周りを走っているのをみているだけで幸せそうな表情です。
みんなに人気のプラレールですので、他のお友達も手にして遊びたいですし、好きなように走らせたいのは当然です。
サンタさんと約束した「お友達と仲良く遊ぶこと」「大切にすること」も意識しながらあそんでいますが、夢中になるとどのお子さんも、連結している車両をとって組み合わせを変えてしまったり、走る方向を変えてしまったりと自分のルールが先行してしまいます。
そのような時は、時間で区切り、順番で遊ぶことにし、自分だけのプラレール時間を設け、トラブルを最小限にしていることもあります。
しかし、お友達と一緒に遊ぶことで、工夫や特徴もありお互いに刺激し合っています。
プラレールのレールを組み合わせることが得意なB君がいます。
毎回、使い終わると箱にしまいますが、実は、このレールを組むのに時間がかかってしまうことがあります。
しかし、B君は、全部のレールを使って組み合わせ、短時間で見本通りに作り上げてくれます。そのおかげで、電車同士が衝突することなくスムーズに走らせることができています。
また、C君は、ペーパークラフトで、電車やゲームのキャラクターなどを毎回作っているお子さんですが、プラレールで遊べるようになると、その電車に自分で作った好きな電車のペーパークラフトをかぶせ、その電車が走っているようにし、楽しんでいます。
レールの組み合わせや、工夫して遊んでいるお友達の影響で同じように遊ぼうとするお子さんもでてきました。
一人で遊んでいれば、トラブルもなく穏やかに過ごせますが、集団での遊びだからこそ学べることがあります。集団遊びを通して、様々な遊び方や、方法を学びながら、お友達の存在の大切さを感じ、刺激し合って成長してほしいと思います。