
大人は、一年の締めくくりに「忘年会」をすることがあります。
こどもプラスでも今回初めて、「こども忘年会」を夏祭り実行委員である高学年以上のお子さん達で年末に行いました。
主に、土曜日にくるお子さん達に、どんな忘年会にするのか11月頃から決めてもらいました。
すると、「調理活動をしてお昼にみんなで食べる」「ボーリングで体を動かす」と、意見が半分ずつで分かれました。
そこで、この二つのどちらかやりたい方の活動を午前中はそれぞれで行い、お昼に調理グループが作ったものを、みんなで一年を振り返りながら食べることにしました。
それぞれ、やりたい活動を選んだ為、積極的に参加していました。
ボーリングのグループのA君には、事前にボーリング場に電話をして予約をすることや年末の特典の参加の有無や内容の検討を任せ、当日までに準備をお願いしました。
電話応対が主でしたが、受け答えがしっかりとしていて「お願いします」と丁寧な言葉使いにも感心しました。
申し込み後のFaxでの返信宛名が、A君宛だったことも照れくさそうではありましたが、やりがいがあったようで満足気でした。
調理活動グループは、6種類のメニューを各担当別に分かれて行いました。日頃から、一人ずつの調理実習を行ってきたため調理への抵抗感なく楽しみながら行えました。
「次回はもっとレベルアップした料理をしたい」とか「こどもプラス祭りで屋台ができそう」などの意見も出たほどです。
四月から中学生になるBは、高校生のC君にじゃがいもの皮をむきながら中学の部活の話をきいていました。今、気になる話題を出して相手の意見や感想を聞くなど、B君は、とても会話が上達してきました。
以前は、自分の話したいことを話続けることが多かったのですが、相手の話を聞く力もついてきました。
また、中学生のDさんとE君は、一年間の振り返りで、おもなイベントの場面の写真を集めて、短時間でパワーポイントを作ってDVDにしてくれました。
写真をみては、活動を振り返り、おしゃべりや笑いが止まらなく、作成中からすでに忘年会が始まっている、そんな様子でとても楽しそうでした。
忘年会当日だけでなく、事前準備から、それぞれ自分の想い想いの活動をしながら過ごしてきたこども忘年会となりました。
今年もスタートしましたが、一年後にどんなこども忘年会になるのか楽しみです。