物を大切にする心(放課後等デイサービス)

九十九神(つくもがみ)をご存知でしょうか。この言葉はとても古くから存在していて,室町時代の絵巻物に見られたそうです。現在もなお使われている言葉で,どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

九十九神とは,ものに魂が宿ったものだと言われています。例えば,ゲゲゲの鬼太郎に出てくる“一反木綿”などのキャラクターを思い浮かべてもらうと,分かりやすいかもしれません。この九十九神という存在は,“ものを大切にする心”を説いているとされています。

 

現在もなお使われている言葉と言いましたが,実際に言葉として使われることはなくても,日本人の意識として深く根付いているものです。

 

 

 

先日,運動遊びをする前の片づけに取り組むAさんの姿がありました。Aさんは意欲的に取り組んでいたので,とても感心しました。そして,もう一つ感心したことがあります。それは,人形の片付けをしていたときのことです。人形を放って片づける姿を見たAさんは,「人形だって生きているんだよ。だから,優しく片付けなきゃダメ。」と注意していました。Aさんにはものを大切にする心が根付いていて,それを人に伝えることができます。とても素敵なことです。

 

ものを大切にすることは人を大切にすることにつながります。このAさんの持つものを大切にする心がこどもプラス全体に広まり,そこから人を思いやる心が育くまれる優しい場所になることを願っています。