必要な支援の見極め(放課後等デイサービス)

工作が得意なB君は、最近、自動車のギア作りにはまっています。

 

 

 

 先日も学校に迎えに行くと「赤キューブのギアってどうなっているの?どのくらい?」とシフトレバーの持ち手の長さを尋ねてきました。「作ってみたいんだけど・・・。」と言うので、おやつを食べた後に測ってみることにしました。

 

物差しと紙を持って一緒に測りました。Bくんが紙にフリーハンドでシフトレバーの絵を描いて、部分、部分の長さを測り絵に書き込んで行きました。計測が終わると、次は材料探しです。Bくんの頭の中には作りたいイメージがあるようで、材料も自分で考えました。シフトレバーの持つ部分は固いのでラップの芯にしました。軸の部分は割り箸にし、シフトレバーが入っている部分はお菓子の箱を使うことにしました。

 

早速作業開始です。以前のBくんはフリーハンドで紙を切って貼り合わせていたのですが、今回は物差しで○cmと測って切っていました。シフトレバーの色も実際の物と同じように黒の折り紙を貼りました。軸の曲がった部分だけは「どうすればいいかな?」と言うので、職員がアドバイスをしました。その日はシフトレバーの本体を作ったところで帰る時間になってしまいました。「どうやって、カチャ、カチャって動かすの?」とのこと。シフトレバーの見えていない部分の仕組みについては職員も知識がなかったので、Bくんが次に来る日までに職員が考えておく約束をして片付けました。

 

次の利用日に職員が考えた物を渡すと作業開始です。作りながら「う~ん。ちょっと違うんだけど・・・。ここが動かないようにしたいんだよ。」と言って自分で考えて厚紙で補強して、とりあえず仕上げました。シフトレバーにマジックで『PRND21』と書き入れ動かしてみました。実際の自動車のシフトレバーの動きとは違いますが、それでも自分で作ったことで納得したようです。

 

 

 

以前は自分に自信がなく気持ちを上手く伝えられないこともありいつも決まった職員としか関われないこともありましたが、自分で考え実行し、できたことで、今は、自分のやりたいことをその日、関わった職員に話して、欲しいものを作り上げていくようになっています。

 

 

これからも、今、必要な支援を見極め、お子さんのやる気を支援していきたいと思います。