意欲的に取組む姿(放課後等デイサービス)

々お子さん達と一緒に過ごしていると、好きなことがあると意欲的に取り組む姿が見られ、すごいなと感じることがあります。

 

 

 

パソコンで画像検索をするときに、何度か職員が入力をしてあげていると、お子さんが自分で最初の文字を入力して好きな画像を出したり、画像を印刷する手順をいつの間にか覚えて、用紙のサイズまで選べるようになっていたりします。

 

 

 

 

 

Aくんはこどもプラスの利用を始めた頃は車や電車に興味があり、学校の図書館で借りてくる本もそれに関したものでしたし、送迎の車内でのおしゃべりもほとんどが車や電車に関することでした。それも本当に詳しくて、職員も毎回知らないことを教えてもらうほどでした。

 

 

 

次にAくんが興味を持ったものが昆虫でした。夏休みに霊泉寺にでかけた時、Aくんは毎回林の中に入ってカブトムシを捕まえることに夢中でした。川遊びよりも、川でオタマジャクシやカエルを捕まえることが好きでした。高原学習の振り替えで学校が休みになった日は、青木村にある昆虫館に出かけ、資料館の方と昆虫について話しができるほどの昆虫好きです。

 

 

 

そして最近の楽しみは水生昆虫探しです。Aくんは高学年ですので下校が遅く、こどもプラスで過ごせる時間は限られています。以前は学校から帰ってきてすぐに宿題を始めたのですが、遮断機の「カンカン」という音が聞こえてくると窓のところに行って、電車が通過するのを確認してからでないと宿題が再開できなくて、宿題に時間がかかって、運動あそびに参加できないこともありました。

 

そこで、『運動あそびの時間までには帰ってくる』ということを約束して、学校から帰ってきてから運動あそびまでの短時間ですが、Aくんが行きたい場所に行き、水生昆虫を探す時間をとることにしました。

 

最初の頃は「こどもプラスに帰る時間だよ。」と声をかけても、「え~。まだ!」と言って昆虫探しをやめられませんでしたが、「約束を守って帰ると、次もまた来られるんだよね。」ということを繰り返し伝えていたら、最近では帰る時間になったことを伝えると、片付けが早くなりました。

 

運動あそびの後に宿題に取り組むと、宿題をやった後に捕まえてきた水生昆虫を触って遊びたい気持ちがあるので、集中して短時間で宿題をやり終えるようになりました。しかし、遊びたい気持ちが強い分だけ、早く書くので漢字が雑になる事もありました。

 

先日、漢字の一文字目がとても丁寧に書けていたので「Aくん、今日の字はきれいにかけているね。」とほめると、その日はいつもより丁寧に書いていました。『引退』という漢字を書きながら、「ぼくは、電車博士は引退したけど、生き物博士は引退しないよ。」と言っていました。その言葉通りに、以前は捕まえることが楽しかったのですが、最近では飼うためには何が必要なのかをインターネットで調べるようにもなりました。

 

ADHDの特性を持つお子さんですが、時にやりたいことの為にものすごい集中力を発揮することもあります。

 

得意な分野で力を発揮できる様になったらいいと思いました。

 

今後、A君の得意分野を、さらに、発掘できるよう支援します。