言葉の発現(放課後等デイサービス)

Aさんは、相手に言葉で伝える手段が少なく単語でコミュニケーションをとることがほとんどでしたが、最近、自分の気持ちを伝える言葉や職員の言った言葉をおうむ返しするだけでなく双方向のやりとりができるようになってきています。

 

 

 

夏頃から力を入れてきた言葉のパターンがあります。

 

「◯◯先生  ◯◯  貸してください」です。

 

毎回、要望がある時には、このパターンを絵カードと一緒に伝える方法を繰り返し行ってきました。

 

 

 

以前から「先生」と呼んでくれることはありますが、「◯◯先生」と名前をいれてよぶことがなかった為、難しい様子があります。

 

職員の顔写真のカードと要望を伝えたい先生の顔は合致できますが、書かれている名前の文字も読むことは難しそうです。

 

ヒントで最初の文字を伝えると スラスラっと言うことができます。

 

ヒントなしでも言えるような日も近い気がします。

 

 

 

また、先日は、ブロックで自分の作りたい物を夢中でやっていたのですが、力の加減でブロックが少し崩れてしまったところ、「先生」と呼ばれたので「なーに?」と答えると「壊れちゃった」と今の状況を伝えてきました。その後「あーあ」と残念な気持ちを伝えてきました。

 

このような場面は今までもありましたが、「先生」と呼ぶことで見てもらえる、きてもらえる  直してもらえる  などそこにおける状況すべについて表した言葉でしたが、「なーに?どうしたの?」という問いかけに答えられたことがとても嬉しかったです。

 

 

 

相手に伝えたい、自分の気持ちを分かってほしい時に、どう伝えたらよいのか伝え方が分からず身体で表現したり、単語で伝えていたりしていたA君ですが、短い文章の表現の仕方で、より他者とのコミュニケーションが取れたという経験をたくさん積めるように今後も形容詞や接続詞を含めながら進めていきます。