言葉がけ(放課後等デイサービス)

こどもプラスに通うお子さんの中に,みんなのお兄さんのような存在の高校生Aくんがいます。年下の子をまとめてくれるだけでなく,いけないことをしているとAくんが感じたときは,そのことをまっすぐ伝え,注意したり叱ったりしてくれています。

 

先日、他事業所との交流で自己紹介をしたとき,最初にお手本となり,年下の子には「○○と言えばいいんだよ」と優しく声をかけてくれました。さらに,勉強をしている小学一年生の子を見かけると,手を使いながら分かりやすく教えている様子も見られました。すごいと思えるお兄さんぶりでした。

 

このような年上としてのふるまいはどのように育っていくものなのでしょうか。私は3つ下に弟がいるのですが,親に言われて嫌だった言葉があります。それは,「年上なんだから我慢しなさい」です。年上でもやりたいことはやりたいですし,欲しいものは欲しいです。そこから,私は周りがかける言葉も大切なのではと思いました。上の状況で私が工夫したいことは,「しなさい」の命令形から「できる?」という疑問系に変え,我慢できたときには目一杯褒めてあげる。

 

私自身も正解は分かりませんし,子どもさんによってかける言葉も変わってくるでしょう。そんな中で,Aくんのような年上としてのふるまいができる子を育てるにはどうしたらいいでしょうか。できる工夫の中の一つに「言葉がけ」があります。

 

赤ちゃんが生まれてから2ヶ月くらいまでの生理的微笑み(反射)がその後、社会的微笑みになっていくには「赤ちゃんが口角をあげる」という行動に対して「何らかの周囲の働きかけや反応」をすることでその行動への意味づけがなされていくと言われています。大きくなった人達も原理同じだと考えられています。

 

私も今後、お子さん達に、どんな言葉がけをしていけばいいか考えていきたいと思いました。