夏祭り3(放課後等デイサービス)

8月中旬、こどもプラスでは夏祭りが開催されました。お子さんたちそれぞれに持ち場があり、以前から自分の担当場所の準備をして挑んだ夏祭りでした。

 

 

 

中学生のAさんはスーパーボールすくい担当です。本番前は準備段階で考えた、『1個も取れない子がいたら2個おまけであげる』というルールを職員と確認して、スーパーボールをすくうポイの渡し方などを練習し、お祭り本番に挑みました。しかし実際はポイが思いの外強く、お客さんは大量にスーパーボールをすくえてしまい、こんなに取れてもいいのかと逆に心配されてしまう結果となりました。

 

 

 

Aさんは持ち場が受付の横だったこともあり、来てくれたお客さんの顔を見て、知っているお友達がいると元気に話しかけ、持ち前の明るい笑顔で接客ができました。お客さんとして、普段からこどもプラスを利用しているBくんもスーパーボールすくいに挑戦しました。しかしポイの使い方がわからない様子でいると、夏祭り運営側の1番のお兄さんであるCくんが『俺が教えてやるからよく見てろよ』とBくんにポイを使うコツなどお手本を見せながら説明してくれました。Bくんも初めてながらとても上手にスーパーボールを取ることができ、お祭りを楽しんでいってくれました。

 

 

 

スーパーボールすくいの隣はDくんが担当する無料で遊べるシャボン玉コーナーです。シンプルなシャボン玉から、1度に沢山のシャボン玉が作れる物まで揃えてあり、多くの小さいお子さんが遊んで行ってくれました。また、このコーナーはシャボン玉だけでなく、絵を描くのが得意なDくんがこの夏祭りのために描いた作品が壁のように貼られ、夏祭りに来たお客さんを迎えてくれました。まるで小さな個展のようだと評判で、絵の話をするとDくんもとても嬉しそうな表情を見せてくれました。

 

 

 

 

 

夏祭りは賑やかに終わり、午後はみんなでパフェを作って食べました。バナナを切る係、アイスをのせる係、トッピングをする係などと分かれ、みんなで協力して作りました。アイスをのせる係にはEくんが『やりたい』と立候補し、1つひとつ丁寧に乗せてくれました。しかしそのアイスが溶け始めたり、トッピングのチョコが溢れたり、器が不安定で作っている最中に肘で倒してしまったりと、騒がしくも笑顔の絶えない打ち上げになりました。

 

 

 

日頃は、学校生活や地域生活の中で、理解を得られなかったり誤解を受け、悔しく寂しい思いをし、自尊心の低下からトゲトゲした言葉やあきらめやかたくなさ等を見せるお子さん達です。自分たちが時間を費やし考えて準備をしたものをお家の方やお友達に見てもらうことができ、子どもたちの自信にも繋がったのではないかと思います。このような貴重な体験を次の機会へと繋げて、子どもたちが自信を持って自主的に活動できる機会を作っていきたいと思います。