
先日、自由あそびの時にかくれんぼをして遊びました。
最初はお子さん3人と職員3人で始めました。この3人のお子さん達はかくれんぼのルールもわかっていましたし、隠れる場所も自分で見つけて上手に隠れていました。
楽しそうに遊んでいるところを見て、Aくんが途中から「入れて。」も言わずに一緒にかくれんぼに入りそうになりました。
Aくんは以前かくれんぼをやった時に、鬼が探しに行く前に「バァ~」と言って自分から出てきてしまったり、お友達が隠れているところを鬼に教えてしまったりしていたので、お友達から「教えないで!」と注意されてしまうことがありました。
また、お友達が遊んでいるところに勝手に入って遊んだり、そうかと思えばいつの間にかその場を抜けて違う遊びを始めたりしているので、お友達との関係が気まずい雰囲気になったこともありました。
そこで一緒に遊びたいときには、職員と一緒に「入れて。」と言って遊んでいるお友達に声をかけて、相手から「いいよ。」と言われてから遊びに入ることを繰り返してきました。
今回もお友達に「入れて。」と言うと、以前一緒にかくれんぼをしたBさんに「隠れているところ教えないでね。」と念を押されていましたが、仲間に入ってかくれんぼが始まりました。
するとAくんはかくれんぼのルールをしっかりわかっていて、鬼に見つかるまでは動かずに隠れていることができましたし、見つかったあともお友達が隠れている場所を教えることもありませんでした。体の大きい職員も真剣に隠れる場所を探して隠れ、みんなで楽しくかくれんぼができました。
今回Aくんが集団遊びのルールを守って、みんなでかくれんぼが楽しめたことに成長を感じました。
楽しく遊んでいるお友達と一緒に遊びたい気持ちが出てきたAくんですので、お友達とのコミュニケーションの取り方を、これからも職員が間に入って支援をしていきたいと思います。