やる気と興味(放課後等デイサービス)

放課後等デイサービス利用のお子さん達は、学校が始まり、特に高学年以上のお子さんになると夏休みは午前からたくさん自由遊びを満喫していたのに、下校が4時の日はこどもプラスに到着してから慌しく宿題を済ませ、運動を行ってからおやつを食べて、5分から10分ほどの自由遊びをして帰る、というパターンに戻ってしまいました。

 

 

 

 小学5年生のAくんは、生き物が大好きなお子さんです。学校休業の利用日ではカブトムシを採ったり、カニやどじょう、ザリガニなど水の中の生き物を採りに行ったりと生き物とたくさん触れ合って満喫した休みとなりました。

 

 夏休み前は宿題に時間がかかり運動中も宿題が終わらず、運動に参加できない日も多くあったAくんですが、夏休み明けの登所初日は下校の時間が早く、こどもプラスに3時過ぎには到着できた日は、宿題を早く終わらせ、B先生(管理者)の元へ行き、「〇〇へザリガニを取りに言って良いですか?」と聞いてきました。一緒に送迎に行って宿題についた職員が「早く終わったら自由遊びで生き物探しに行けるかも!」と言った言葉にAくんのやる気スイッチが入ったようで宿題も集中して僅かな時間で終わらせることができたようでした。その日はAくんが頑張ったご褒美として運動前にやりたい遊びを存分に満喫できました。

 

そして次の登所日、この日は4時下校の日でした。Aくんには送迎の車内で不思議な質問をしてきました。「僕が行っていない池ってどこ?」話の筋が見えなかったのですが、「Aくんが行っていない池?近くだと小牧の池は行っていないかもね。」と話すと「そこにはどんな生き物がいるの?」と興味津々で、「ザリガニや、魚、めだか、げんごろうとか、エビもとれるよ」などと話をすると目を輝かせ、「行きたい!今日行けるかな?」と言うので、「宿題が早く終わって、行く準備もできて、B先生に行っていいですか?と聞くことが運動前にできれば行けるかもしれないね。」と話すと、こどもプラスに到着して3枚あった宿題プリントをあっという間に終わらせて、手洗いうがいをして準備をした後、B先生の元へ行き、すぐに聞いていました。

 

この日も僅かな時間ではありましたが小牧の池に行き、エビをとって帰ってきました。後で他の職員に聞いた話ですが、「僕が行っていない池」の話はその職員にまだAくんが知らない場所で、生き物がたくさんいる場所があることを事前に聞いていたのだそうです。それをしっかり覚えていたAくんにも驚きました。

 

 Aくんのやる気のスイッチは今、「生き物を探しに行くこと」にあります。頑張ったご褒美として好きな活動ができる、だから頑張る、のサイクルで活動がスムーズになりました。

 

9月は5年生のAくんは学校で高原学習があり、振り替え休みの日に利用予定なのですが、一人だけの利用なのでたくさんAくんが楽しめるようなご褒美イベントを企画しています。イベントを楽しみに、高原学習も頑張っていこう、という気持ちになってくれるといいです。