夏休み2(放課後等デイサービス)

夏休みのこどもプラスでは、毎年恒例の霊泉寺の川遊び、東御中央公園に遊びに出掛けています。
   
今年は猛暑が続きうだるような暑さですが、こども達は元気に夏を満喫しています。
   
小学2年生のAさんは普段のこどもプラスでは、大勢の人、初めての所、人が苦手な為、特定のお友達、職員と過ごしています。
   
夏休みは、少しずつAさんの苦手なんだけれど、Aさんができるようになりたいことを少しでもできるようになったらという思いから、他のお子さんと同じ所に出掛け過ごしています。
   
しかし、急に大勢いる中での行動はAさんにとってはかなりのストレスになるので、現地に着いてからは、特定の職員とAさんが一緒に遊びたいお友達を事前に確認をして過ごしていました。
A
さんが今年最後の夏休みの日は、東御中央公園に遊びに行ってきました。
   A
さんには事前に特定の職員とAさんより2つ年上のBさんも一緒に車で東御中央公園に行く事を伝えてありました。   Aさんは途中から相乗りだったのですが、Bさんと最初に顔を合わせた時は顔が強張っていて緊張感が伝わってきました。  年上のBさんが「おはよう!」と最初に声をかけると、Aさんも「おはよう」と答えてくれました。それからお互いに少し緊張感がほぐれたのか、Bさんが、Aさんのリュックに付いていたキーホルダーが可愛いとか、色んな事をAさんに話しかけるうちに、徐々にAさんの表情も柔らかくなりお互いに笑顔がこぼれていました。
   
現地に着いてから、Aさんに何をしたいか確認をすると、Bさんと虫採りをしたいとの返事だったのでその事をBさんに伝えると「いいよ!」と快くOKしてくれました。
 
この日は2人ともトカゲを捕まえたかったのでトカゲを中心に探していました。
  A
さんは虫の事はとても詳しくて、どういう所にいるかよく知っていたので、Aさんに誘導されながら探しました。5匹程見つけましたが、逃げ足が早く1匹しか捕まえる事ができませんでした。
B
さんがとてもトカゲを欲しがっていたので、BさんにAさんはそのトカゲを譲ってくれました。
昼食もAさんとBさんと特定の職員で一緒に食べました。
   B
さんはAさんとお弁当のおかずの交換をしたかったらしくAさんに 、
「お弁当のおかず交換しない?どれか好きなの選んで!」とBさんのお弁当をAさんに見せるとAさんは、
「私は入らないけど、おにぎりあげる。」とプリキュアの絵が描いてあるアルミ箔に包まれた可愛いらしいおにぎりを、2つあるうちの1つ、Bさんにあげていました。
   
お弁当を食べている最中、蟻がシートに上がってきてその蟻が嫌で、払いながら食べていましたが、それもまた楽しく、AさんとBさんの距離が縮まったようでした。
 
お弁当を食べ終わった後、Aさんが小さい声で、「お友達ができた!」と嬉しそうに話してくれました。
「お友達が出来た!」と私に話をしてくれた事、Aさんにまた1人お友達が増えた事がとても嬉しく感動しました。
 
昼食の後もこどもプラスに帰るまで少し時間があったので、何をしたいかAさんとBさんに聞くと滑り台がしたいと言うので、滑り台に向かいました。
 
するとAさんとBさんが繋がって一緒に滑っておりてきました。2人とも満面の笑顔だったので、写真を撮ろうと携帯をだしたのですが、時すでに遅し、滑り終わってしまい残念ながら最高のショットを撮る事ができませんでしたが、この日1番の満面の笑顔を見る事ができました。
 
その後少しだけトカゲを探した後、東御中央公園を後にしました。
   
夏休みも終わり始業式も始まりました。   夏休みを通して、こども達に接して感じた事は、小麦色に日焼けし、身長も伸びて私の身長を追い越しているお子さんもいます。こども達の行動を見ていても、更にお姉さんお兄さんらしくなり凄い成長を感じました。
   
この夏休み、Aさんは一緒に過ごすのは特定の職員、お友達でしたが、Aさんとはまだ関わりが浅い職員や、皆と同じ場所に出掛け、大勢いる中での環境はかなりのストレスでパニックを起こした日もある事をお家の方にお聞きしました。
 
でも今回、Aさんには新たにお友達ができ、大勢いる中で過ごせた事はAさんの自信にも繋がったと思います。
 
これからもAさんの気持ちに寄り添い支援していきたいです。