こどもプラス夏祭り2(放課後等デイサービス)

夏祭り準備のため、日頃週に2回登所しているAくんには実行委員を立ち上げてから土曜日に登所してもらう機会を作りました。

 

平日の利用は自由に自分が好きなことをして遊ぶことができますが、土曜日は比較的高学年を中心に課題活動や、企画していく話し合いを行なう活動の機会を作っています。

 

Aくんが実行委員をしてくれると決まって、担当決めでは最後まで自分がどの担当になったらいいか迷っていました。少しずつ皆の担当が決まっていき、3択ほどになったところでみんなと折り合いをつけて自分で納得して販売の担当になりました。

 

 4年生のAくんには、中学生のしっかりもののBくんとペアになってもらい、販売は2人で行うことにしました。何組かまとまってグループにして話し合いをするとそれぞれに意見を出し、こんな看板がいい、と意見を言っていく中、Aくんも腕を組んで考えてくれていたので、「Aくんはどんな看板がいい?」と聞くと、「字だけじゃ分からないから、絵とか、写真とか、売ってますよ、が分かるようにした方がいい。」と、思わぬ意見が出されました。それを聞いたCさんもAくんに賛同し、「それもいいね!」といわれるとお姉さんに認められたことがうれしかったようで満足げなAさんでした。

 

 

 

 またある日、受付の仕事のお手伝いをしていたときのことです。AくんとCさんには受付で買ってもらう回数券の枚数を仕分けてもらっていました。3枚と5枚の束を作ってクリップにとめる作業です。Cさんはおしゃべりをしながら「私、数を数えるのがすごく苦手なんだよね。」というと、Aくんは「おれはクリップができない。むずかしい。」と言っていました。職員が「じゃあ2人で協力作業にしようか。」と提案して分業にすると2人とも「そうしてくれるとすごい助かる!」と息ぴったりで「これははかどるな~!!」とうれしそうに取り組んでいました。

 

 

 

 イベント前日、AくんはピンクのTシャツを着ることを嫌がっていました。特に強要することなくその日は着ないで本番を迎えましたが、当日になるとしっかりピンクのTシャツを着ていたAくんに、お客さんとして来たお母さんが「Aさん、ピンク似合うじゃん。」というとなんとなく恥ずかしそうにしていました。Aくんの学校の先生も着てくれ、販売コーナーでお買い物をしていってくれ、ぎこちない様子で接客をしていたAくんでした。

 

 

 

 夏祭りが終わって、打ち上げのパフェ作りの材料を買いに行った車内ではAくんが「夏祭り楽しかった!」と言っていたそうです。

 

 自分達が頑張っている姿をお家の方や学校の先生に見てもらい、認めてもらえたことも喜びのひとつになったのでしょう。このような機会をまた作り、お子さん達の自主性や意欲を育てていきたいです。