上履き洗い(放課後等デイサービス)

今年の夏休みスタートは学校から持ち帰る上履きを洗ってもらうことにしました。

 

事前にお便りで上履きを持って来てもらうように各ご家庭にはご連絡をし、休みがスタートした初日と、その次の日の2日間、登所してすぐに上履きを洗ってもらうことにしました。上履きを洗う工程は予め写真に表して掲示しておきましたが、実際に行ってみると上履きを洗う行程より、上履きを持つこと、ブラシを持つことの左右の動きが同じでないことが難しいお子さんもいて、職員が上履きを持って、ブラシを動かしてもらう、石鹸をつけてもらう、という1つずつの工程を確認することから行ったお子さんもいます。

 

左利きを矯正したお子さんの中には左右の固有感覚がわからなくなってしまい、利き手でない方でブラシを持ち、ブラシの向きも反対になってしまうお子さんいました。

 

 

 

普段私たちが何気なく行なっている作業の1つ1つが発達障害のお子さんには難しいことがあります。

 

以前、職員研修で発達障害のお子さんの感覚体験をしよう、ということで、軍手を3枚重ねた状態で折り紙を折ってみる、ということを行いました。指先の細かい作業が難しく、頑張って、の声かけにもどかしく思いました。

 

また、鏡を置いた机に向かい、迷路を鏡で見ながら進める体験では上下左右の感覚がわからなくなって、普通に見て行えば数秒でできる簡単な迷路に何分もかかってしまいました。

 

 

 

今回の上履きを洗うことは、普段はおうちの人がやってくれることを自分ですることでありがたみを知ることや、職員にとってはそのお子さんの普段見せない作業の困難さに気づく良い機会となりました。一見難しくないような簡易な作業にも視覚や感覚の違いから難しく苦手な作業になってしまうこともあることを理解して、支援して行きます。