じっと耐えること(放課後等デイサービス)

突然ではありますが,あなたが1番好きなものを思い浮かべてみてください。思い浮かびましたか。もし,その好きなものをばかにされたとしたら,あなたはどんな行動を起こすでしょうか。今回は,先日私が子どもプラスで出会った,まさにそんな場面についてお話しさせていただきたいと思います。

 

この話の主人公はウルトラマンが好きな小学生の男の子,Aくん。夏休みが始まり,こどもプラスで1日を過ごします。午前は外で目一杯遊び,昼食を食べ終えた昼下がりのこと。外でたくさん動いたこともあり,食後は施設内の涼しいところでDVD鑑賞をすることにしました。そこで,どれを見るか多数決で決めることにしました。そのとき,その出来事が起こりました。この日は,電車やアニメの映画があるなかに,ウルトラマンのDVDもありました。「ウルトラマンがあるよ。」と先生が紹介したとき,ある1人の男の子が「(ウルトラマンなんて)古くね」とまわりに聞こえる声で言いました。やはり,好きなウルトラマンをばかにされたAくんは,とても悔しかったと思います。ですが,Aくんは怒り出すことも泣き出すことも逃げ出すこともせず,私の腕を手のひらで握ってじっと耐えました。私はそのAくんの行動を褒め称えたいと思います。もし,自分の好きなものをばかにされたら,大人でもついカッとなってしまうのではないでしょうか。それを,Aくんは耐えたのです。その行動は素直に賞賛に値することだと思います。

 

私はこのような大きな成長の場面に立ち会えたことを嬉しく思うのと同時に,今後も子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。