
今年の4月に2年生になったAさんと先日、東御中央公園に遊びに行ってきました。
前回登所の時から次回はとかげの公園(東御中央公園はとかげがいっぱいいるのでそう呼んでいます。)に行くとAさんは決めていました。
公園に着くとまずカブトムシを探したいと言うので木が生い茂っている所に行ってみました。 木の蜜がでている所をカブトムシがいそうだったので見て回ったのですが、見つける事はできませんでした。
Aさんは以前にもお父さんと公園にカブトムシを探しに行ったそうですが、その時も見つからなかったそうです。
カブトムシは諦め、蟹を探しに公園の中を流れている小川に行ってみました。
「そこの石ひっくり返してみて!」
とAさんに言われたので、石をひっくり返してみるとなんと蟹を4匹見つけました。
その中に1㎝位の可愛いらしい赤ちゃん蟹も!!
虫かごに入れてまた探していると続々と蟹が見つかり合計9匹捕まえました。
Aさんは蟹の居場所をよく知っていて、Aさんがどかしてみてと言った石をどかすと殆ど蟹が居たのでその洞察力に驚きました。
蟹の次は本命のとかげを探索しました。
Aさんは蟹の時も居場所をよく把握していましたが、とかげもどういう所にいるのかよく知っていて、Aさんの後につきながら探していると、
「し―」の合図とともに忍び足になりました。Aさんの指差す先にはとかげがいました。
Aさんが採ろうとしたのですが、石と石の間に入り込み中々採ることができません。
そんなとかげと葛藤している間にトンボや峨が飛んできて網で見事キャッチする事ができました。
その後も、とかげを探し、2匹は確認出来たのですが、捕まえる事が出来ず帰る時間になってしまい断念しました。
Aさんに、蟹とトンボと峨を持って帰るか、この場で離すか聞くと、
「○○先生にトンボと峨の名前を聞いて教えてほしい。蟹はお母さんが嫌がるから見せたら逃がして。」
とAさんの返答でした。
こどもプラスに帰り、虫に詳しい先生に名前を確認できたので、トンボと峨は離して、蟹はこどもプラスの近くにある小川に逃がしました。
Aさんも含めこども達に接していると大人の目線では気がつかない事に新たに気づかされます。
この頃の職員研修で愛着の形成と自尊感情について勉強していますが、小さい時のお子さんとの勘定の共有はとても大切だと学びました。
これからもこども達と同じ目線に立って色んな事を共有していきたいです。