
19日から25日まで春の交通安全週間が行われました。
田舎の特別支援を受けているお子さんたちは立地や公共交通機関の発達、来るまでの送迎が多いための遅れがあり、都会のこどもたちに比べて歩く力が弱く、またそのためか歩く方法も経験的に積む機会が減っています。
そこで春の交通安全教室を開いて交通のルールを学び、子どもさんたちに体験してもらい日常に役立ててもらうということになりました。
まずDVDを見て今回歩くルート、歩道の歩き方、一時停止の仕方、横断歩道の渡り方を確認し、実際に目的地まで一人で歩いて体験してみることにしました。
チェックポイントに職員が立ってできるかどうかを予め用意したチェックシートにつけて確認していきました。
一人で歩けるお子さんもいれば、歩けるけれど交通ルールが守れないお子さんも見られました。また、そのお子さんごとに癖があったりして、実際に歩いてみてわかったことや、できなかったことを再確認できる機会にもなりました。
帰ってきてから、事故になりそうな危険な場面の動画を見ると、どこが危険なのかこどもたちみんなで意見を出し合うと色々な意見が出ましたが、この体験をもとに交通ルールを守って欲しいと思います。
秋にはもう少し距離を延ばして実施の予定です。今回よりは交通ルールが守られているかまた確認してみたいと思います。
少しずつ自力移動の力をつけて、将来の生活がより豊かになっていてくれたら斗願い支援をしています。