幼保小連絡会(放課後等デイサービス)

先日、児童発達支援を3月まで利用していたAさんが通う小学校で幼保小連絡会があり、参加してきました。

 

 前日に来所していたAさんには「明日はAさんの学校へ行くんだけどいい?」と聞くと「いいよ。」と快く返事をしてくれたのですが、当日支援級で縄跳びをするAさんを見つけてドアの隅から「Aさん。」と声をかけるとハッとした顔で教室の中庭側のドアから縄跳びを持って出て行ってしまいました。

 

 学校の先生は「B先生が来るのかと思っていたのでB先生が来るね、と声をかけていたんです。」というので、「Aさんには昨日私が行くことは伝えていたのですが忘れてしまったのかもしれませんね。」とお話しして、教室に入らせていただきました。

 

しばらく中庭の隅に隠れていたAさんでしたが、先生が「勉強するところを見せてあげましょう、Aさん」というとAさんは教室へ入って、自分の机に向かい、国語の教科書を出しました。前日の宿題で音読の練習をしてきたようで、机に向かって大きな声で読んでくれたAさんに、先生が「みんなの前で読みましょうか。」と話すとAさんは黒板の前に立って読み始めました。同じ教室にいた2人のお姉さんたちが「この話、知ってる!」「○○の話だよね」とAさんの音読を一緒に聞いてくれていました。読み終わると先生に促されてお辞儀をすると、みんなで拍手してくれました。認められたAさんもうれしそうに席へ戻って行きました。

 

 次にプリント学習を始めたAさんに「次のプリントもできますか?」と先生が質問すると親指を立てて「いいよ。」の合図をしていました。この日Aさんはプリントを4枚ほど取り組みました。

 

 プリントが終わると、先生は「Aさん、頑張ったしせっかくこどもプラスさんが来ているから、一緒にタイマーが鳴るまで遊んでいていいですよ。」と、Aさんが大好きなキネティックサンドを出してくれました。5分~10分ほど遊ぶとタイマーが鳴って帰りの支度をしました。自分のランドセルに一人で荷物をつめるAさんが小学生らしく見えました。

 

 原級に先生と一緒に戻ったAさんは帰りの会を原級でして解散になるようでしたが、そこまで見て、幼保小連絡会の行われる会議室に移動しました。

 

 1年生全体の様子をうかがった後、個別に支援級の担任の先生とお話ができました。

 

 

 

Aさんが学校で頑張って過ごしていることや、おうちの方からこどもプラスで困っているという話がないかなど先生は細やかに配慮して下さっていました。

 

 こどもプラスでもこれまでAさんを支援するにあたって、動と静の活動を意識したり、頑張ったらご褒美の活動を入れたりすることなど気を配っていることを事前に学校にも伝えてありました。学校でもAさんが過ごしやすいように活動の流れができていました。

 

 

 

 こどもプラスに戻ると、その日も登所のAさんに、「今日張っていたね。」と話すとさっきまでのことがなかったかのようにきょとんとしていました。

 

 その日お迎えに来ていたAさんのお母さんへその日の様子や先生が話されていたことなどをお話しすると「参観日ではそんな様子があまり分からなかったので、良かったです。」と言ってくださいました。

 

 

 

 保育園に通わずこどもプラスに来ていたAさんですが他の保育園出身のお子さん達にまぎれて知らない保育園の先生にもちゃっかりハイタッチしていました。そんな愛らしいAさんが学校でもAさんらしく過ごせている様子や、支援級でもやさしいお姉さんたちに囲まれて、自己肯定感を得られる場所もあることが分かり、うれしく思いました。

 

 

 

 これからも学校、事業所、おうちとの連携をとって同じ方向で支援して行きます。