個別のSST(放課後等デイサービス)

先日は外部研修でSST(ソーシャルスキルトレーニング)についての講習を聞いてきました。

 

普段私たちはお子さんに支援する中で、お子さん同士のやりとりで上手くいかないと

 

きは中に入ってお互いの気持ちを聞いたり、代弁したりして解決することもあります

 

が、時にはそのお子さんに「こんな時はこうやって言うんだよね。」と1つずつ練

 

習して言えるようにしていくこともあります。

 

 

 

小学4年生のAさんは最近お子さん同士の遊びに興味を持ち始め、遊んでいる友達の輪 に入りたいという気持ちが芽生えてきているようなのですが、自分の興味の赴くままにそこへ行ってものを勝手に使ったり、同じ場に急に入ったり、入ったと思えばいつの間にかすぐその場を離れてまた違うことをはじめてしまったりして、そこで遊んでいる友達の気分を害してしまうことが多いです。そのため、職員がその場で「仲間に入れて」と必ず声をかけ、相手の了解を得ること、またその場から離れる時は一言、「やめるね」と伝えることをAさんに言ってもらうようにしようということになりました。

 

 

 

 SSTの講習では実際に自分でその場面で言える練習をするためのロールプレイや、相手に伝えるための手順を明らかにすることを学びました。SSTの基礎となる手法には、山本五十六さんの「やってみせ、いって聞かせてさせてみせ、ほめてやらねば人は動かじ」という言葉にならってその場面の言葉や動きを細かく分けて伝えていくほかに、必ず「ほめる」ということが大切なのだということがわかりました。

 

また、シーンでの練習ではなく、場面のコマとして部分的に取り出して練習することが必要だということを知りました。

 

 

 

 Aさんにはまだその場面ごとにこのときはこうしたらいい、とか、こんな時はこうだ、などのように相手や状況をみて判断することが難しいのですが、どんな時でも一言言葉をかけるだけで相手を不快にせず遊ぶことができる、仲間に入ることができる、ということも知ってもらいたいと思っています。そのための一歩として「入れて」を言えるように練習していきたいです。