節分の豆まき(放課後等デイサービス)

先週は一週間を通して放課後等デイサービスを利用のお子さんたちには節分のイベントとして、運動の時間に豆まきをしてもらいました。

 

 

 

豆まきのイベントとしては鬼に豆を当てるというのが主流ではありますが、鬼の的をダンボールで作り、「自分の中でやっつけたい鬼」というものを考え紙に書いてもらったものをその鬼の的へ貼り、豆をあててやっつける、ということにしました。

 

 

 

宿題が終わってから運動が始まる前に各自で自分の治したいところや、苦手なこと、嫌いなものなどを考えてもらいました。「自分の中の鬼」というのを考えることについて、なりたい自分は浮かぶのですが、その反対言葉を考えるようにすると難しかったようです。そんな中、ひときわ盛り上がっていたのはAさんで、普段はおとなしいお子さんで、ぬいぐるみで独自の世界観を繰り広げながらごっこ遊びを楽しむことが多いのですが、この日は「倒したい鬼」を考えることがAさんにとってとても楽しかったようで、足をバタバタさせジャンプしながら「○○先生は食べ過ぎちゃう鬼にしようか」などと職員を一人ずつ連れて行っては「○○先生は~」と、うれしそうにアドバイスをしてくれました。

 

 

 

 また、Bさんは自分の直したいところについてじっくり考えてくれ、時間をかけて考えてくれました。考え抜いて書いてくれた鬼は「先生の話を聞かない鬼」です。自分の悪いところをじっくりと考えてくれたということに感動しました。

 

 当初は「人に対して豆を当てる」ということをしたくないことから的にして当てることを考えたのですが、この「自分の中の倒したい鬼を考える」ということが今回のイベントで自分を振り返ったり、自分について見直したりするいい機会にもなったように思います。

 

 

 

 発達障がいのお子さんたちの中には自分についてのことであっても周りからどのように見られているか、とか人への興味が薄いお子さんがいます。また、コミュニケーションが苦手だったり、気持ちをうまく表現できなかったりするお子さんもいます。自分のことを振り返る中で「自分ってこういうところがあるな。」とか「こういう風になりたいからこうしよう」と考えることは自分がなりたい自分に近づくためには必要なことですし、普段表現し切れていないお子さん達にはこんな風に思っていたのだ、こういうことはだめだと分かっていたのだ、と新たな一面も見ることができました。

 

 

 

 これからも楽しみながらイベントを企画していきたいです。