小学校入学へ向けて(児童発達支援)

あと2カ月で卒所となるAさんは、四月から通う小学校に体験学習に先日出かけていきました。
今回2回目となり、見通しがもてた状態でしたので、前日からとても楽しみにしていたそうです。

今回は、インフルエンザが流行っていることもありマスク着用でした。
日頃の調理活動をみてもマスクをすることが苦手なAさんなので今回学校に入る時にすればいいかと思っていましたが、車から降りるとすんなりマスクをし足早に玄関に向かっていきました。
身だしなみも意識していて、自ら髪の毛もとかし歯を磨きお家を出てきたそうです。

また、学習体験では、鉛筆を持って迷路を書く際に、「先生!こうやって持つんですか?」と鉛筆の持ち方を意識して聞いていました。
私達職員やお家の方が持ち方について話す時は言われたくないという感じで、自分流を通していたのですが、実はとても気にしていたんだと思いました。
学校の先生に正しい持ち方を教わろうと丁寧な言葉で聞ける姿に少しずつ気持ちが学校に向いているんだなぁ〜と思いました。

風船で遊ぶ時も、「マスクをとってもいいですか?」とすぐにでも膨らましたい気持ちを抑え、先生の許可をとってから(考えてから)行動する姿勢がありました。
思った瞬間に行動してしまう特徴があるAさんですが、考えてから行動できた瞬間でした。

Aさんの側で色々な職員が日々一緒に過ごしています。
場面ごとに、生活の基本や集団の中でのマナーやルールを学び正しい行動を伝えています。
時には、我を通したがり好ましくない行動になってしまうこともあります。
しかし、今回の体験で、正しい行動がすぐにできないとしても繰り返し伝え、関わることで、場に応じた対応力が身についてきたことを嬉しく思いました。

残り僅かな日々をAさんの良さを引き出しつつステップアップできるよう支援し続けます。