鏡開き(児童発達支援)

先日、児童発達支援のお子さん達と12月に作った鏡餅を使って鏡開きを行いました。

 

児童発達支援のお子さんたちは2人ともお餅が好きではないお子さんたちなのですが、今回のイベントは季節の催しとして、かき餅を作ることにしました。

 

 

 

 鏡餅作りから気持ちがあまり乗らない様子もありましたが、餅つきでは「餅をつくこと」を楽しみにメインとして行い、今回の鏡開きでは特にAさんは「お餅を割ること」=「ハンマーで割る」というイメージがあったようで、職員でも話し合った結果、ハンマーに見立てた金槌をキッチンペーパーで巻き、数回割ってもらうという作業を入れました。

 

 実際ハンマーでは僅かしか割れないのですが、「出来上がりがこちらです」と、細かく切ったものを用意してもとくに驚く様子もなく、油で揚げる作業に移りました。

 

 油がはねる様子や、少しずつ餅が膨れていくのにもさほど興味はなかった二人でしたが、「できたものを味見してみよう」と一口食べると、そのおいしさにとりつかれたように2人とも味見が止まりませんでした。

 

 そのうちにAさんは「ほら、食べてごらん。」と他の職員に配りに行ってくれたり、Bさんは「食べたい人はここに並んで下さい」「こどもプラスでこれを売ればいいよ」「僕たちが売ればきっと売れるよ!」と、売り子になってくれたりと、意欲的な様子が見られました。

 

 

 

 発達障がいのお子さんたちの中には自分の好き嫌いによってやる前から思い込みで嫌がったり、初めて行うことに対して抵抗があったりすることがあります。

 

 今回、2人にはお餅があまり好きではないということが分かった状態でイベントを実施しました。食べることができなくてもやってみよう、と話して実施していますが、実際にやってみるとおいしく食べることができ、2人には新たな発見になったと思います。嫌いだからやらない、できないからしない、ではなく、2人にとっての可能性を広げられることができるような支援をしていきたいです。