
体幹に関係する筋肉には「深層筋」「表層筋」があります。
深層筋とは
深層筋は言葉の通り、身体の奥深くにある筋肉群のことを言います。
骨(骨格や関節)を支えるのが主な役割になります。
(姿勢の維持や体幹、呼吸や内臓の位置を保つなど)
一般的にはインナーマッスルと呼ばれています。
表層筋とは
自分の身体から見える部分の筋肉群のことを言います。(力こぶや腹筋など)
主に動作のために使われる筋肉になります。
(走る、荷物を持つ、投げるなど動作運動)
一般的にはアウターマッスルと呼ばれています。
簡単に説明をすると、深層筋は外見では見えない内側の筋肉であり
表層筋は、目に見える(腹筋などのムキムキな)筋肉となります。
幼児期は学習や日常生活動作の基礎になる部分を作り上げるとても大切な時期です。この時期に身体の骨格を支えられないと、椅子に座っていられない、動きがぎこちない、立っていられない、すぐに疲れやすいということが見られます。
大人の場合でも、デスクワークをする方によく見られる肩こりや腰痛には深層筋が弱くなっていて、代わりに深層筋が担っているため身体の不調が出ていることがあります。
深層筋は、太極拳などのスローの動きや犬歩きやクマ歩きなどで養えます。
そして筋トレのように、あまり負荷をかけすぎない、疲れるまで行わない、ということに気を付けて毎日数分でも良いので持続する事が大切です。
毎日続けることは難しいことですが、お子さんと一緒に遊び楽しみながら行ってみてください。