
児童発達支援利用のAさんは3歳からこどもプラスを利用し、この春小学生になります。
昨年児童発達支援を利用して昨年4月に小学生になったBさんとは仲良しで、利用時間
が重なるわずかな時間に遊ぶことを楽しみにしています。
昨年小学校に入学する準備としてBさんの小学校へAさんも頻繁に一緒に遊びに行き、
Bさんの学校の先生とも親しくなりました。
AさんはBさんとは別の学校へ入学予定です。Bさんは学校へは登校するものの、人がこわくてなかなか教室に入っていかれません。そこでBさんの学校の先生からBさんが楽しいイメージを持って登校できるように、とAさんと一緒にまた学校へ来ませんか、とお誘いがきました。
先日は学校休業日でしたが、学校からのお誘いもあったので約1年ぶりにBさんの学校へAさんも一緒に行ってきました。
昨年のBさんは「自分が行く学校」という意識はありましたが、まだ警戒していて、職員やAさんしかいない場所だとおんぶをしたがったり、手をつないで歩いたりすることが多かったのですが、今年は先頭に立ってこっちだよ、と
案内をしてくれ、Aさんにも「廊下は走っちゃだめなんだよ」と教えてくれる姿がありました。
また、Aさんも昨年は自由奔放に遊んでばかりだったのが、Bさんを気にしながら、一緒に歩きたがったり、Bさんが跳び箱を跳ぶとAさんも跳び箱を飛びたがったり、小学生になったBさんを真似する場面が多く見られました。
体育館ではBさんの担任の先生と、教頭先生も一緒に遊んで下さり、AさんもBさんも飛びきりの笑顔で遊んでいました。 AさんにとってBさんが楽しく先生方と遊ぶ様子を見て学校は楽しいところ、やさしい先生がいるところ、というイメージが持てたと思います。また、BさんもAさんと一緒に久しぶりに学校で遊ぶことができ、学校での楽しい思い出が一つ増え、新学期、楽しいイメージを持って登校できればと思います。