意思表示の仕方(放課後等デイサービス)

放課後利用のAさんは、言葉を発することが困難な為、YES  NOの問いかけや、絵カードを用いて意思表示をしています。

しかし、こどもプラス以外でAさんの身の周りに起きた出来事やその時の気持ち、現在の気持ちなどAさんから直接話を聞いて共感することや気持ちを汲んであげることができずにいるのが実情です。
職員からの問いかけだけでなく、Aさんから意思表示ができるようにするにはどうしたら良いか度々話し合っています。

ある日、外運動に行く為並んで歩いていると、順番を守らずに前の人を抜かしていく
お友達に、大きな声で「おーい」と呼んでくれました。「駄目だよ」という気持ちが入っている声のかけ方でした。

また、外運動で鬼ごっこをする時も、「鬼やってくれる人?」と職員が聞くと、声は出さなかったものの、手をスッと挙げて「やる」という気持ちを伝えてくれました。
鬼役をAさん自らやると表現したのは初めてで「Aさん、やってくれるの?」と確認すると、ニコニコ笑顔で大きく頷いてくれました。

この他にも、Aさんがお茶を飲む時には職員のコップにも、お茶を注いでくれ「ちぇんちぇー」と大きな声で呼ぶことや、職員が気付かない時は、座位から中腰の姿勢になり目が合うまで呼び続けています。

こういうことがあった、あんなことがあったと過去のお話をすることは難しいですが、今ここで活動しているAさんがどんな気持ちなのか、何を思っているのかを意識表示してくれるようになってきているのがとても嬉しいです。

Aさんには、今後も、声のかけ方や大きさを一緒に行い、絵カードやジェスチャー、タブレット、vocaなどでのツールを工夫して、一人でも自信をもって意思表示が出来るように支援し続けます。