変化に対応する力(放課後等デイサービス)

 放課後等デイサービスを週に2回利用されているAくんはダウン症のお子さんです。尿意や便意が遠いので、職員が時間を見計らって(通常の利用日は運動あそびの前)トイレに行くように声を掛けて定時排泄を促してきました。

 

 

 

 少しこだわりのあるお子さんで、自由遊びの時には毎回自らが先生役になり職員を生徒役にして運動あそびをすることがブームになっています。運動あそびのメニューを自分で考え、メニューの最後には「トイレに行く。スタンプ」も盛り込んで遊んでいます。トイレに行った後には、自分の腕にキャラクターのスタンプを押し職員の名札の裏にシールを貼ることも楽しみにしています。

 

 

 

 当事業所では最近週に3日、外で運動あそびをする日を設けています。先日も外運動の日でしたが、前日から雨の予報でしたので近くの体育館を借りて運動を行うことにしました。

 

 

 

 Aくんはいつもの運動あそびにこだわるのかと思ったのですが、体育館では用具を使いお友達と遊び始めました。いつもなら運動あそびのメニューに「トイレに行く」があるのですが、その日は楽しく遊んでいたので、いつトイレに行くように声を掛けようかと様子を見ていました。いつものトイレに行く時間になったので、「トイレに行こうか。」と声を掛けると首を横に振り「でない。」と言うので遊びを続けました。しばらく遊んでいると少しそわそわし始めたので、再度「トイレに行こうか。」と声を掛けると「うん。」とうなずき自分から体育館のトイレに行くことができました。出てきてすぐに「自分からトイレに行くことができて偉かったね。」とほめました。その日はスタンプもシールもないことを伝えると、「いいよ。」とのこと。その場にいた職員達で「今日はいつもと違ういろいろな事に対応できて偉かったよね。」とほめました。

 

 

 

 いつもと違う方法を選択できたときや、変化に対応できたときには大いにほめて認めて、環境の変化に適応できる力を高め、生活の幅を広げて行けるように支援をしていきたいです。