事前学習2(児童発達支援)

運動会の旗拾いに参加するAさん。
学校へ事前学習に行く事と併行して、旗拾い(風車拾い)の練習を運動あそびの時間を使い行いました。
旗拾いで、思っていたこと以外のことが起きた時にパニックにならないように、色々なパターンを想定し、1日一回練習することにしました。

初日は、Aさんがどんな感じで旗拾いするのか見ることから始めました。
ルールを説明するのと同時に実際に見本を見せてからやってもらいました。
事業所のプレイルームで風車ではなく用意したものはマスコットです。風車は当日の楽しみとして別の物を用意しました。
すると、Aさんは、何を取りたいのか見にいき、そのマスコットの前のスタートラインに立ちました。
その日は、初日なので、旗拾いはこんな感じで「楽しいもの」と思ってもらえることを優先し、細かいことは注意しませんでした。
お友達役として職員も総出で参加しましたが、Aさんは、望んだマスコットもとれこの日は、楽しいものとして終わったようにみえました。

次の日は、今いる所からスタートすることとし、昨日のように欲しいマスコットの前に立つことはしない約束にしました。
自分の狙っていた風車がとれないこともあるという想定です。
取り終わった後のAさんは、となりの職員に交換を求めてきました。
お友達同士ならよくあることです。お友達役の職員も「私もこれがいい」と譲ることはしないでいると諦め我慢ができたAさんです。

次の日は、ピストル(おもちゃ)を用意し、本番さながらにしました。
マスコットの数はちょうどではなく、多めに用意しました。でも、とるのは、1つと約束しました。
2つとったAさんですが、参加しなかった職員分といい1つにすることができました。
風車拾いの前日は、やらなければいけないなどのプレッシャーや緊張感からか、最後の挨拶はみんなとできなかったAさんでしたが、職員と一対一での挨拶を自分から要求して終わりにすることができました。

風車拾いが当日雨だったら、次の日になることも朝の会の出欠席シール帳で確認もしました。風車拾いが楽しみだけど毎日練習したことで、前日には、ストレスにもなっている様子が見られました。
 その日の朝の会後の予定は、公園での活動でした。普段よりも意識してブランコで揺れ、犬を連れてくるおじさんに会い触れ合えたことで少し発散することができたようでした。

 1つ1つの課題に取り組むAさんですが、頑張ることや我慢することが続くことでストレスを強く感じていることがあります。
 気になる行動がみられた時は、時間を短くする、課題を簡単にするなどし、できたら褒めることやたまにはご褒美で頑張りを認めてあげ進めていきたいと思っています。