競争運動(運動遊び)

運動の時間に競争運動を取り入れることがあります。
勝ち負けにこだわるお子さんもいれば、ルールに沿って行うことで精一杯のお子さんなど様々です。

簡単な競争運動などを通して、「僕(私)もできる」「勝って嬉しい」という達成感や充実感を味わい、さらに、競争運動に挑戦したことを認めることで自信につなげていきたいと思っています。
しかし、職員が意図して組んだメンバーや競争内容が思いもしない結果になることもあり
「あ~しまった」ということもあります。

「負けたくないからやりたくない」「上手くできないからやりたくない」と最初から競争運動に参加しないお子さんには、参加し易いように対職員と競争する内容にします。
そうすることで、「先生を負かしてやろう」とお友達とも団結しチームで作戦もたてるなど意欲的になります。
中には、「先生達なら、手加減してくれる」そんな思いを確信しているお子さんもいます。

競争することは、勝つか負けるかのドキドキ感があります。余裕があり過ぎて勝ってもつまらない。かといって負けるのも悔しいし、自信がないからやらない。と、極端な行動をとってしまうのがお子さん達の特徴です。
また、負けた時には、「どうせ僕(私)は・・」と自己肯定感を下げてしまうこともあります。


発達障害の特性を持つお子さんの中には、ルールがよく分からないうちに遊びや運動してしまう事があり、結果的にお友達とトラブルになることや思い通りに行かない経験を重ねていることがあります。

そこで、全員で行う運動の時間で、お子さん達の持っている力が十分出せることとまた、それ以上の力を発揮できる場にし、職員は、ギリギリの所で力加減し、最後はお子さん達に「勝った」「嬉しい」「またやりたい」という経験の積み重ねができるように意識して行っていきたいと思います。