自分で決めたことに寄添って支援する(放課後等デイサービス)

 学校からの送迎の時やご自宅までの送迎の車内での様子はお子さんによって様々です。学校の活動の様子や休日の過ごし方などを話してくれたり、時にはクイズで盛り上がったりします。

 

 

 

 先日の学校からの送迎の車内で、小学校5年生のAくんが宿題をやりながら「どうしてこどもプラスは2枚しかだめなの?」と聞いてきました。こどもプラス上田ではパソコンで画像検索をした後に、気に入った画像をその日に2枚だけカラー印刷をして良いことになっています。すぐにそのことだと分かったので、「たくさん印刷したいの?」と聞くと、次の日に学校で行われるイベントの景品にしたいとのこと。本当は景品用に折り紙でかぶとを作ってあったのに、それを誰かに持って行かれてしまい景品が足りなくなってしまったから、友達が好きそうな画像を印刷したものを景品にできないか?と考えたようです。「どうせ、だめって言うよね。」と言うので、Aくんの考えていることを他の職員にも伝えて交渉をしてみたらどうかと話しました。事業所に着くとすぐに車内で話していたことを自分で説明しました。

 

 

 

 翌日、イベントはどうだったのかを聞くとうまくできたとのことでした。

 

 

 

 アスペルガーのお子さんの中には脳の回路の発達が定型の方とは違うため、複雑だったりあいまいだったりすることは苦手で物事を0か100かでの思考でとらえやすい傾向があります。そのため怒り出すか、あきらめるか、になりやすいのです。

 

自分で考えたことをきちんと伝えることができて、それがうまくできた。こういう経験が自信につながると思います。全ての要望をかなえられる訳ではありませんが、お子さんが自分で考えた(決めた)ことには、できるだけ支援をしていきたいと思います。