小さい子への関心(放課後等デイサービス)

児童発達支援を利用のAさんは、6月から毎週火曜日の利用の時間を延ばし、小学生のお兄さんお姉さんたちと一緒に過ごす時間を持てるように仕組んでいます

 

 

 

 先日は小学生のBさんと、中学生のCさんとハンモックで楽しそうに遊ぶ姿が見られました。

 

 小学生のBさんは普段、ぬいぐるみや職員を相手に独自の世界を繰り広げ、ごっこ遊びを楽しんでいるお子さんでした。

 

 中学生のCさんは面倒見がよく、低学年の子や、友達のお世話を焼くのが好きなお子さんです。

 

 

 

 Bさんはあるとき、送迎の職員に「Bさんの将来の夢は助産師さんになること」と、教えてくれ、またあるときは「私、Aさんだって育てることができるよ」と突然に言ってくれたことがありました。

 

 

 

そんなBさんですが、AさんがBさんとCさんが一緒にハンモックで遊んでいたところへ「い~れ~て~」とやってきました。最初はすぐに場所を譲ってくれたBさんですが、職員が「一緒に入っても大丈夫じゃない?」というと、3人で入って楽しく遊ぶことができました。

 

しばらく遊んだ後、Bさんとトイレに行くと、「Aさんにお腹の手術をしてあげるよ。そしたらなんていうかな?」と、独自のごっこ遊びの世界を繰り広げていました。Aさんが帰る時間になり、下へ降りる階段へ向かうと、Bさんが駆け寄ってきて、「はい、Aちゃん、次はお腹の手術だよ、と、紙に「Aちゃん おなかのしゅずつ」と書いたものを渡してくれました。Aさんは何のことなのか分からなかったようなので職員が「次に来た時に、お医者さんごっこをして遊ぼうね、そしたら、Aちゃんのお腹を治してあげるね、って書いてあるよ。」と伝えると大喜びでした。

 

 

 

Aさんが時間を延ばしたことで、最初はAさんにとっての良い刺激を想定していたのですが、図らずもAさんだけでなく、小学生や中学生のお子さんたちにも「小さい子には優しくしてあげよう」という意識が芽生えたようです。Aさんのお世話をするBさんの姿もとても微笑ましいです。

 

 

 

発達障害のお子さんたちは自分以外の人への関心が薄いようにも見える子も多く、まだどのように関わって良いのか自分から自然に身につけることが苦手なため一見、自己中心な考えにも見られがちです。そんな中で、自分以外の小さい子への関心や、お世話をする姿はグッドモデルでもあります。普段学校では自分がお世話される立場のお子さんにとっても、自分が上の立場になって下の子を面倒見てあげるという機会を作っていきたいと思います。