会話や表情からのキャッチボール(放課後等デイサービス)

A君は工作が大好きなお子さんで、こどもプラスでの自由時間は、「作る」と決めて通っています。
言葉を多く発する事が苦手な為、何を作りたいのかは、タブレットを使い職員に伝えてきます。
作りたいものが伝わったとしても、「ここまで完成させたい」「こんな感じにしたい」などのA君のその時の気持ちや感情は、言葉にして伝えることが少ない為、A君の思いを色々とめぐらせて一緒に作ります。
しかし、A君の気持ちや感情のすべてを汲み取る事がやはり難しく、苛立たせてしまうこともあります。

そんなA君は、最近、言葉が増え、会話や表情を通じたキャッチボールができるようになってきました。
一方的に話すことや、こちらが話した言葉をそのまま繰り返すだけでなく、言葉や会話を受けてA君の言葉で返してくれる事が多くなりました。
また、会話から、状況を感じとり何をしたらいいのかも分かっていて、運動の時間では、順番を待つことや動作を真似することなど、できることが増えてきました。
また、先日は、送迎の車内で、A君の隣に乗ったお友達が、シートベルトをなかなかはめられずに困っていると、その状況をみて何も言わずにシートベルトを引っ張ってはめてあげていました。
一緒に乗っているお友達に関心を持ち、言葉を交わさずとも行動で応えてくれたA君にとても感動しました。
シートベルトをしてもらったお友達からは、「ありがとう」と言われていました。

言葉を話すことが苦手なA君ですが、お友達に関心が向きコミュニケーションが増えていることがとても嬉しいです。
A
君が、気持ちを言葉に出せない分、タブレット、絵カードを使いながらそばにいる私達が言葉で表すことで安心して過ごせると共に、会話が少しずつ増え、人との関わりが心地よいものとなるよう支援していきます。