少人数での運動(放課後等デイサービス)

運動遊びの時間、A君は中学生になってからほとんど見学することが増えていました。中学生になって、学校生活を1日送ってくるだけで疲れていることも考慮に入れて、疲れている時は運動遊びの時間は見学でもいいことを伝えてあります。彼の支援目標の1つには「登所することで、心身ともにリフレッシュをすること」ということもあるため、そのような対応をとっています。また、もう1つの目標は、家庭だけでは難しい、体を使った遊びをお友だちと楽しく過ごすということもあるので、自由時間には、サッカーなどのボール遊びを職員や、年下のお子さんたちと楽しくしている姿も見られますので、とてもよいなぁと思っていました。
しかし、こんなことがありました。先日のブログに書いたように、「つながるマーケット」の出店準備のため、通常の運動遊びをやっている時間に子どもたち自身に希望をとり、「商品製作をする班」と「いつものように運動遊びをやる班」に分かれて活動をする日がありました。A君が「運動遊びの班」を選んだ時、製作を希望するお子さんが多かったため、3人のみで運動をすることになりました。A君に「今日は3人しかいないから、見学ではなくて、年長であるA君にお手本となって運動遊びをやって欲しい」と伝えると、A君は快諾してくれて、とても熱心に運動遊びをして、本当によいお手本になってくれました。運動の後に、「A君ありがとうね。A君がよいお手本になってくれて助かったよ。また参加して欲しいな」と言うと、「ぼくはこのぐらいの人数だったらやれるんだ」という返答がありました。A君は、もともと騒音が苦手なお子さんなので、いつも10人近くの運動では、その運動の場所に入ることに躊躇してしまうのだと改めてわかりました。騒音が苦手なお子さんには、イヤーマフなどをして騒音を軽減する手段もとるのですが、A君には接触過敏の傾向もあるため、イヤーマフ自体が苦手なようです。実は、A君以外にも騒音が苦手なお子さんで、運動遊びに入っていくのをためらっているお子さんがいます。運動遊び自体が嫌いなわけではないため、そのようなお子さんのために、時間を分けてやるなど、なんらかの工夫が必要かもしれないなと考えています