子ども同士の遊びをつなぐ支援(放課後等デイサービス)

Aさんは放課後デイサービスを週3日利用のお子さんです。

ごっこ遊びが大好きで、自由活動ではよく職員と一対一で、ぬいぐるみに職員の名前をつけて、病院ごっこ遊びをして過ごしています。
     
職員と一対一で関わる事の多いAさんですが、同じ学校、ごっこ遊びの好きなお子さんなど話題の合いそうなお子さんとの活動の機会を設けていく事を支援方法として先日の職員研修で話し合いをしました。
A
さんと同じ学校に通う同学年のBくんは週2日は同じ曜日に放課後デイサービスを利用しています。
送迎の車も一緒なので、学校から事業所に着くまでの間、Bくんは、足し算や、引き算の問題を職員に出題し、Aさんはその問題が正解したらポイントをつける役で、事業所に着くまでの間、和気あいあいとしています。
   B
くんは運動が大好きで、最近の自由活動は職員が行う運動遊びの真似をして Bくんが先生になり運動メニューを考えて職員と一緒に運動遊びを行います。
    A
さんはごっこ遊びが好きなので、この日もごっこ遊びかなと思っていたら、Aさん自ら、「私も運動遊びする!」と伝えてきました。
B
くんに「それじゃ今日は、B先生とA先生の運動メニューを考えて行こうか?」
と職員が伝えるとBくんが
「いいよ!」と
気持ちよく受け入れてくれました。
メニューはからまでBくんとAさんで順番に考えて決めていきました。
   
メニューが決まるとBくんが始りの挨拶をしてBくんの運動から始りました。
B
くんの運動が終るとAさんの運動です。
職員がBくんに「次はAさんの運動メニューだから座って待ってようね」
と伝えるとBくんは「え~」と言って最初は嫌がりましたが、順番だからと職員が伝えると「そうだね!」と言ってAさんに譲る事ができました。
A
さんの運動はマット運動でした。
    A
さんは「う~ん、どうしようかな?」
と考えながら、マットにタオルを二枚敷き、かごにプーさんやミッキーマウスなどの縫いぐるみを入れてマットの上に置きました。

どういう運動をするのかAさんに聞いてみるとプーさんやミッキーマウスが病気だから救急車で病院に連れて行って治療をする運動との事でした。

A
さんらしさ満載のユニークな運動メニューでした。

B
くんはその運動メニューがよく理解できなかったようでしたので、職員と一緒にやりました。
    A
さんの運動メニューが終ると次はBくんの運動と順番に進める事ができました。

いつも職員と一対一で関わる事の多かったAさんですが、この日は自分の意思を伝えられ、職員だけではなく、お友達とも楽しく過ごせた事にとても成長を感じる事が出来ました。

   A
さんの好きな事、得意な事を生かしながら、職員が媒体となりお友達と楽しく過ごせる日々を増やしていけるよう支援していきたいです。