友達との関わり方(放課後等デイサービス)

放課後等デイサービスに通うAさんは、学校が大好きで、学校での出来事をよくお話してくれます。特に、お友達と会っておしゃべりをすることが嬉しいようでお友達の名前がたくさん出てきます。
長いお休みには、「早く学校始まらないかな〜」とお友達と会える事を楽しみにしているAさんです。

先日も、学校へお迎えに行くと、お友達45人と楽しそうにお話しながら出てきました。
Aさんは、クラスで最後までお手伝いをしたりして出てくるので、他のお友達より遅く出てくることが多いです。
当番活動をしながらクラスのお友達とおしゃべりを少しでも長く楽しみたいのが伝わってきます。

しかし、Aさんが、こどもプラスを利用する時は同じ学校のお友達が23人います。
みんな揃ったところで、車まで行き乗り込みます。
ですから、早めに出てきたお友達は、最後に出てくるAさんを暫く待つこととなります。
待っていることに慣れているBさんは、何も言わずじっと待っていました。
待つことが苦手なCさんも、Aさんが来るのをまだかまだかといった様子はありましたが頑張って待っていてくれました。
しかし、Aさんは、待っていたお友達のことを気にとめる様子もなく通り過ぎようとしました。
頑張って待っていたCさんは、Aさんに「遅い」と一言、言いました。
Aさんに聞こえていたと思うのですが、何も言わずにお友達とおしゃべりを続けています。
Aさんは、こういう場面で何と言っていいのか分からなかったのと、クラスのお友達との楽しいおしゃべりを続けたかったからだと思いますが結果的に無視した態度になりました。

発達障害の特徴を持つお子さんは、相手の気持ちを察することが苦手で自分の気持ちが優先されてしまう為、結果的に無視した行動をとってしまうことがあります。
もちろん、悪気はないのですが、相手に誤解されてしまいがちです。
Aさんには、「Cさん達ずっと待っていてくれたのだから、待っていてくれてありがとうって言おうね。」と伝えました。

今、楽しくおしゃべりをしているお友達ともこのようなケースでトラブルになってしまうことも考えられます。
Aさんが、より良い人間関係を築いていくためにも、相手の表情を見ることや、「こういう場面では、こう言おうね。」「こう言うといいよ」などと分かりやすく具体的に言葉にして伝えていこうと思います。