自信を持ってできる活動を増やしていく(放課後等デイサービス)

A君は週に3日放課後等デイサービスを利用しているお子さんです。

 

自由時間は職員と一対一で工作をして過ごすことが多いです。自分が関わって完成させた喜びを持てるように、職員と工作をしながらもA君ができそうな部分を少しずつ教えながら一緒にやってきたことで、自分一人でも作れるものが増えてきました。

 

 

 

先日も「キョウリュウジャーの獣電池(ペーパークラフトでできているもの)を作りたい。」と言ってきました。昨年も一時期ずっと作っていたものです。昨年はうまくできない時や困ると「先生、やってよ。」と言って職員を頼ることもありましたが、工作を続けてきたことではさみの使い方も上達しましたし、細かい部分をセロテープで留める作業も全て一人でできるようになりました。

 

今回は一人で黙々と作っていると、その日に勤務している職員が代わる代わる「A君、上手だね~。」とか「A君、細かいのに一人で作っていてすごいね~。」と声をかけました。

 

 

 

ペーパークラフトを作り始めて3回目の利用日の時は、「今日は一人で作る。」と言って、一人になれる場所で作り始めました。獣電戦隊キョウリュウジャーの変身のきめ台詞を言いながらポーズをとり楽しそうに作っていました。

 

運動あそびの時間も気にしていて、「運動あそびの5分前にはやめる。」と言っていました。時間になったことを伝えると「運動あそびの後にまた作るから。」と、そのままにして運動あそびに参加し、終わるとすぐに続きをやり始めました。

 

保護者の方がお迎えに来た時にはまだ全てが仕上がっていない状態でした。いつもなら後日続きを作るのですが、その日は「家に持って帰る。」と言って、紙が折れないようにファイルに挟み大事に持ち帰りました。家でも作って楽しく遊んでいるようです。

 

 

 

A君は気に入った工作があるとそれを繰り返し作って遊んでいます。まじめな性格で根気もあるので、繰り返すことで自分一人でもできることが増えてきています。一人でできるようになったことは見守っています。

 

 

 

工作だけでなく、いろいろな体験を積み重ねることで自信を持って行動ができるように、努力している過程を認めほめて、一人でも過ごしていける力を引き出す支援をしていきたいです。